沖縄県北中城村(きたなかぐすくそん)は、地域の飲食店に足を運んでもらうきっかけとして、「キタナカ激辛キャンペーン」を10月29日(木)〜12月29日(火)の期間に開催する。
“付加価値”のあるキャンペーンを考案
沖縄本島の中部に位置し、北部域からも南部域からも県内観光を呼び込める「北中城村」。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各地域で割引クーポンなどが提供されるなか、同村では価格のお得感だけではなく“付加価値”のあるキャンペーンとして、継続していける持続可能な「キタナカ激辛キャンペーン」を企画した。
景気低迷期に「激辛ブーム」
1985年の「第一次激辛ブーム」で湖池屋「カラムーチョ」が誕生し、“激辛”という言葉が流行語となって以来、数年ごとに波がやってくる「激辛ブーム」。
現在は2018年頃から始まった「第四次激辛ブーム」が進行中だ。
「第四次」は、花椒・生山椒・カレーリーフ・生胡椒・ゆず胡椒など、辛さのバラエティが充実。花椒料理を食べる「マー活」や、沖縄県産唐辛子を使った「島ネロ」のように、より辛さの強いストロング系激辛商品が人気になっている。
「第一次激辛ブーム」は急激な円高、「第二次」はバブル崩壊、「第三次」ではリーマンショックという具合に、「激辛ブーム」は景気と反比例し、“景気が悪くなると激辛ブームになる”との説もあるのだそう。
新型コロナショックの景気低迷は「激辛ブーム」に拍車をかけるのではないか、また、辛いものには免疫力を高める効果もありウィルス感染症予防に繋がるのではないかという考えから、同村の「キタナカ激辛キャンペーン」が登場した。
飲食店で使えるクーポン1,000円分が当たる
同キャンペーンは、「ツーリズムEXPOジャパン」沖縄開催日を皮切りに2カ月間実施される。
参加方法は、スマホでキャンペーンサイトへアクセスし、「pokepo」に登録してキャンペーン店舗の対象メニューを選び、注文・食事後その飲食店内でGPSをオンにして、「キャンペーンに参加する」ボタンを押し、店員にキャンペーンに応募する旨を申し出るという仕組み。
キャンペーン終了後、参加者から抽選で200名に、提供店各店で利用できる電子クーポン1,000円分(500円分の電子クーポン2枚)がプレゼントされる。クーポンの有効期限は12月30日(木)〜2月28日(日)。
北中城村観光協会では、YouTube「ライカムチャンネル」やFacebookなどでも情報発信を行なっているので、こちらもチェックしてみて。
この機会に北中城村を訪れて、激辛メニューをしんでみては。
※おでかけの際には十分な感染症対策をお願いいたします