約800万ビューの人気ブログ「昭和スポット巡り」を書籍化した『昭和遺産へ、巡礼1703景』が2021年1月18日(月)に発刊。
著者が今までに訪ねた1703カ所から全国47都道府県108カ所を厳選し、著者自身が撮影した貴重な写真341カットを収録した、膨大な記録の完全保存版だ。
『盲導犬クイールの一生』著者が編集を担当
同書をプロデュースしたのは、著述家・編集者の石黒謙吾氏。著書には、映画化された『盲導犬クイールの一生』などがある。同氏は「昭和スポット巡り」ブログの存在を知り、「武者震いするほどしびれた」という。著者の平山氏と6年がかりで編み出された作品がついに刊行となる。
昭和時代の108スポットを掲載
著者の平山雄氏は、ブログ「昭和スポット巡り」で、2012年からジャンルを問わず昭和が体感できるスポットをレポート。常に昭和の服を身にまとい、昭和の車に乗り、昭和に建てられた一軒家に住む。そんな“あの頃”の魅力を知りつくした著者が選んだ、未来に語り継ぎたい昭和時代の108スポットを掲載している。
決して懐古主義ではなく、今なお個性的な魅力を放ち続けるスポットを、現地のレポートや、訪れた先の人びととの心温まるエピソードとともに紹介。
ジャンルも、純喫茶・商店街・ビルディング・酒場・ドライブイン・スナック・ラブホ・飲み屋街・廃墟ビル・ストリップ劇場・秘宝館etc……とバラエティに富んでいる。
1703スポット全リスト付き
同書には、巡礼した昭和遺産108カ所のスポットマップ、著者が7年間に渡って訪れた「1703スポット」全リスト付き。今行ける「昭和遺産」も数多く掲載している。ただし詳細な住所の掲載はなく、すでに廃業や取り壊しなどによってなくなっているスポットもある。
「昭和遺産へ、巡礼1703景」の価格は1650円(税込)。
昭和の時代を今に残す、ひなびた街のひなびた光景、哀愁が運んでくる多幸感。そんな古き良き時代に触れられる一冊を手に取ってみて。