小学館から、レシピ本『弾丸トラベライターの台湾妄想旅ごはん』が発売中。簡単手軽でおいしい、身近な食材でつくれるレシピを収録している。
著者は“弾丸トラベライター”門司紀子さん
著者は、女性誌のウェブサイトで料理連載を持ち、ケータリングも手がける料理愛好家の門司紀子さん。
ここ数年、空前の台湾ブームとなっているが、日本で脚光を浴びている料理はほんの一部。同書では、バリエーション豊かな魅力あふれるレシピを1冊にまとめている。台湾が大好きな人、台湾に行きたいと思っていた人に向け、ワクワクしてもらえるような妄想交じりのオリジナルレシピ80皿を紹介。台湾食に対する熱い想いのこもったエッセイも収録している。
簡単プロセス、手に入りやすい食材のレシピ
「台湾料理ってなんだか専門的で難しそう」そんなイメージを払拭する手軽さ、料理家ではないただの料理愛好家だからこその簡単お手軽プロセスのものが多く紹介されていること、一般的なスーパーや食材専門店(富澤商店やカルディなど)や通販で手軽に手に入る食材・調味料をメインに使用していること、市販の鶏がらスープの素・中華万能調味料・だしパックなども活用して時短&手軽を実現していることが、同書のレシピの特徴だ。
「朝ごはん」から「デザート」のレシピまで
レシピは、著者が「台湾日帰り弾丸旅」で訪れた現地のお店の印象的なメニューにインスパイアされたものや、一見和食っぽいけれど台湾風に味変してみたレシピ、台湾っぽい食材を使った完全妄想レシピなど、バリエーション豊かなラインアップ。
具体的なレシピを紹介すると、
「第1章 朝ごはん」には、ド・定番の鹹豆漿からサンドイッチや饅頭など変わり種まで7品、
「第2章 飯と麺」には、魯肉飯VS鶏肉飯から、おこわ、和え麺まで“映え”も意識した9品、
「第5章 菜~おかず」には、水餃子にワンタン、茶葉蛋など、ごはんが進む台湾風おかず17品、
「第6章 甜~デザート」には、メジャーな台湾カステラ、豆花に、知られざる魅惑の甘味まで10品が掲載されている。
コロナ禍でなかなか実際に台湾に行くことは難しいが、台湾ごはんをつくって“行った気分”を楽しめそうだ。