みちのりグループの岩手県北バスは、2022年春にサービスを開始する地域連携ICカードの名称・デザインを発表。対象エリアは、岩手県内と、青森県八戸圏域で、それぞれのカードを発表した。
地域連携ICカードは、バスの定期券や各種割引などの地域独自サービスと、Suica(※)エリア(およびSuicaと相互利用を行っているエリア)で利用可能な乗車券や電子マネーなどのSuicaのサービスが、1枚で利用可能な2in1カード。2エリアの地域連携ICカードの名称・デザインは次の通りだ。
岩手県内は「IGUCA」
岩手県内の地域連携ICカード名称は、岩手県の方言「いぐ(行く)」(IGU)とカード(CARD)を組み合わせたネーミングで「IGUCA」に決定。
カードデザインは、「行ぐか」と声を発しているイメージとなる「吹き出し」の組み合わせで、わかりやすく親しみやすい印象のデザインを採用した。
ロゴマークは、矢印に見立てたGと駆け足をしているようなフォルムのAで、目的地へ向かうイメージとしている。
青森県八戸圏域は「ハチカ」
青森県八戸圏域の地域連携ICカード名称は、公募で集まった240件の中から選定委員会が「ハチカ」に決定した。
デザインは、八戸工業大学感性デザイン学部創生デザイン学科に依頼し、学部内でコンペを経て選定委員会で決定。同大学2年生の佐々木 南海(ささき みなみ)さんのデザインが採用された。
みちのりグループでは、3月に関東自動車(栃木県)にて、地域連携ICカードを導入。今回の岩手県北バスの岩手県内/八戸圏域でのリリースはそれに続くものだ。
気になる人は、「IGUCA」と「ハチカ」をチェックしてみて。
※「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標
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