7月29日(木)、西川創業の地・近江八幡に、直営ショップ「西川近江八幡店」がオープンした。

西川の歴史を伝える「西川甚五郎本店」

今年で創業455年を迎えた西川創業の地であり、初代から12代目までが暮らしたのが滋賀県近江八幡市。創業から20年ほど経った1587年、この地に初代が当時の屋号「山形屋」として店を開き、西川の繁栄の礎を築いた。

現在は「西川甚五郎本店」として、455年続く西川の歴史を今に伝えている。

西川の商人哲学を継承した新たな発信拠点

そんな「西川甚五郎本店」の敷地内に、今回「西川近江八幡店」がオープン。

原点のこの地から、“つむぎ、めぐる。”をコンセプトに、西川が現代において伝えたい「こだわりのモノ作り」や「安心品質」、商品開発の背景にあるストーリーやエッセンスを集めて発信する。

八幡山の麓に広がるノスタルジックな風景の街並み「八幡伝統的建造物群保存地区」の一角、八幡堀沿いに建つ店舗は、歴史ある建築を生かし、現代性と和を融合させた空間デザインが特徴。

また、9月下旬には、同敷地内にこれまで大切に保管されてきた西川の貴重な古文書などを展示する史料館をオープンする予定だ。

近江の素材の寝具や人気商品を販売

店頭には、近江地方の豊かな水に育まれた伝統素材“近江ちぢみ”を用いた寝具シリーズ「季ノ布(kinofu)」や、

なめらかな手触りが気持ちいい上質なシルク(近江真綿)の寝装品シリーズ「SOIEAGE(ソワージュ)」、

最新技術により敷き寝具の機能を進化させた特殊立体構造の「［エアー］マットレス」、

西川が世界中から厳選した良質な素材を、長年磨き上げてきた最新の技術で作り上げた寝装品シリーズ「西川プレミアム」、

“美容睡眠”の習慣を提案するブランド「newmine(ニューミン)」、

西川と整形外科「さつきが丘医院」の奥山医師との共同開発で誕生した快適枕シリーズ「医師がすすめる健康枕」などが揃う。

お土産にぴったりの限定商品も

また、「西川近江八幡店」限定商品も用意。

近江地方ならではの麻を使用した小物シリーズに、

滋賀県名産の“丁字麩”を使った「おふらすく」や、初代が行商に使った“道中笠”をイメージした餅入りどら焼き「たびの笠」、みたらし餅「みずはな」などのお菓子が販売される。

この機会に、心地よい眠りと暮らしのエッセンスを届ける「西川近江八幡店」に立ち寄ってみては。

■西川近江八幡店
住所：滋賀県近江八幡市大杉町14番地