書籍『今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい地球学の本』1600円(税別)が、日刊工業新聞社から8月17日(火)に発売される。
“地球”についての秘密を解き明かす
地球は、時速1500キロという超高速で自転しているのに、私たちはそのスピードを感じることはない。また、私たちはここ“地球”に定住しているにもかかわらず、地球の大きさを感じることもあまりない。
46億年という地球のこれまでの歴史を通し、隕石の衝突が起こり、地球の内部構造がつくられ、大気が形成され、海ができ、生物が誕生し、地球の活動が始まった。そして大陸移動がおこり火山が噴火し、生物がそれぞれの生活圏をつくり、地球は大きく変化していくなかで今の形が創られ、私たちが生きている。
そしてさらに、急速に地球はその環境を変えつつある。近年の温暖化、気候変動そして地球内部からの地震、火山噴火などの影響が著しくなり、私たちの不安が増してきている。
同書は、そんな不思議がいっぱいの“地球”についての秘密を解き明かす一冊だ。
図解、見開き2ページでわかりやすく解説
同書では、地球とはいったいどんな惑星なのかという基礎や基礎から、地球の内部構造、宇宙から見た時の地球の位置づけ、現在地球を変えつつある変異とその原因、将来の地球の姿までを、図解でわかりやすく、面白く解説。
同書を通して「私たちが住む地球が宇宙の中で、どんな位置づけなのか、どんな特徴をもっているのか、地球の将来はどうなるのか」を考えることで、地球の「新しい見方」に繋がっていく構成となっている。
世界中で資源プロジェクトを手掛ける著者
著者の西川有司氏は、三井金属に入社し、レアメタルやレアアースを含む資源探査開発や資源プロジェクト評価などに従事。1996年三井金属資源開発から開発資源コンサルタントとして世界銀行、欧州開発復興銀行などの資源プロジェクトに従事するなど、世界中で資源プロジェクトを手掛けている。
『今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい地球学の本』を手に取って、地球について意識を高めてみては。