日本を代表するクラフトビールブランドCOEDO(コエド)が、台湾のクラフトブルワリーSUNMAIとのコラボレーションにより、それぞれ固有の文化から生まれた原材料を使用した、ハーブアンドスパイスエール「囍雨-Kiu-」を特別に醸造。8月25日(水)より、数量限定で出荷が開始された。
第1弾コラボ商品は2020年2月に発売
台湾で人気のクラフトブルワリーSUNMAIと埼玉川越発のCOEDOは、醸造ポリシーの共感と敬意、そして双方の技術的な発展を目指して、2019年11月COEDOのブルワーが訪台し、SUNMAI BREWERYにて「サンショウカムクワットエール“金運福臨”」を醸造。
2020年2月台湾の旧正月に限定発売し、この時の一部は日本でも輸入販売された。
リモートで打ち合わせを重ね第2弾が完成
この答礼醸造として、同年4月頃にSUNMAIブルワーが来日し、COEDOブルワリーにて新たに醸造する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響により延期に。
その後、コロナ禍で移動の制限が継続する中、リモートで打ち合わせを重ね、互いの知見とアイデアをもとに、第2弾コラボ商品「囍雨-Kiu-」のレシピを完成させた。
希少スパイス“馬告”と白麹を使用
「囍雨-Kiu-」は、使用する原材料として、台湾の山岳民族タイヤル族が古来より愛用している“馬告(マーガオ)”と、日本の焼酎作りに用いられることの多い白麹をビールに応用。
馬告の柑橘やレモングラスのようなアロマと、白麹に含まれるクエン酸による爽やかな酸味が付与され、さらに4.5%と抑えめのアルコール度数により、暑い夏の乾いた喉にぴったりなエールに仕上がっている。
のどと心を潤す恵みの雨のようなビール
また、旅ができない今だからこそ、乾いたのどと心を潤す恵みの雨のようなビールという意味で「囍雨-Kiu-」と命名。
日照りが長く続き、干ばつ状態にようやく降る恵みの雨という意味を持つ季語“喜雨(きう)”のように、楽しんでもらえるよう想いを込めて醸造した。
オンラインショップで先行予約販売中
なお同商品は、「COEDO ONLINE SHOP」にて、8月21日(土)より先行予約販売中。酒販店、百貨店などでは、8月27日(金)以降に販売が開始される予定だ。