各地の街や海でごみ拾い活動を行うグリーンバードは、お米由来の国産バイオマスプラスチック「ライスレジン」の開発や製造を手掛けるバイオマスレジンホールディングスと協働し、ごみ拾いの際に使用するごみ袋をプラスチック製からライスレジン製へ、9月の活動より順次切り替えを行っている。
拾う際に使う用具も環境に配慮
グリーンバードは、2002年の団体設立以来、活動の際にはプラスチック製ビニール袋を使用してきたが、海洋プラスチック問題が深刻となる中、ごみを拾うだけでなく拾う際に使う用具も環境に配慮すべく、このたび各地で活動する約70チームにて、お米由来の「ライスレジン」ごみ袋へと順次切り替えを行うこととなった。
「ライスレジン」とは
「ライスレジン」とは、日本ならではのお米(食用に適さない古米)、米菓メーカーなどで発生する破砕米など、飼料としても処理されず、廃棄されてしまうお米を、新しいテクノロジーでプラスチックへとアップサイクルした素材。元来、地球上にある植物を原料とするため、地上の二酸化炭素に影響を与えない「カーボンニュートラル」の性質を持ち合わせている。
今回制作したごみ袋のお米の含有量(バイオマス率) は25%。CO2や石油系プラスチックの削減にも貢献していく。
グリーンバードの活動と「ライスレジン」に今後も注目していきたい。
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