「ビールは農業だ」との考えのもと、地元熊本の特産品や農作物を使ったオリジナルビールの開発から販売まで一貫して手掛けるダイヤモンドブルーイングが、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」において、9月19日(日)より募集による投資申し込みの受付を開始する。
クラフトビール醸造所のほか飲食店も運営
ダイヤモンドブルーイングは、地元熊本で醸造所を併設した50席のビアレストラン「BREWERY KAEN(ブルワリーカエン)」、購入型クラウドファンディングで目標額の220%を集めた130席の旗艦店「WORLD BEER TERMINAL KAEN(ワールドビアターミナルカエン)」、今年4月には熊本駅商業施設内にシーフードを専門にした新店をオープンしている。
熊本からアジア圏、世界へ
地元農家とタイアップした、フレーバーを用いたビール等、50種類ものクラフトビールを独自に開発し、「ビールラボ」としての機能も有する。すでに国内だけでなく、イタリアやフランスへの輸出も行なっており、海外のクラフトビール党からも支持を集めているという。
今回、台湾へのFC展開を皮切りに中国、韓国、シンガポール党のアジア圏、さらにアメリカ、ヨーロッパへと販路を拡大すること、また「缶ビール」化によりEC販売など流通を拡大することなどを目指す。
9月10日(金)より「FUNDINNO」で募集案内の事前開示を開始。募集期間は9月19日(日)~21日(火)で、上限とする募集額は25,000,000円。なお、同社が展開するオンラインショップの商品を株主限定で割引にて提供する株主優待がある。
ビールを通じた6次産業化を目指す
今後は生産能力の向上はもちろん、AI・IoTを融合させたビール作りを実践し、「脱・職人」化とともに、ビールを通じた6次産業化を目指し、熊本のみならず、日本各地の地域に対して持続可能な循環型社会を創出していくことで企業の成長を目指すという。
詳細は、「FUNDINNO」に掲載されているダイヤモンドブルーイングのプロジェクトページで確認を。クラフトビールのファンはチェックしてみては。