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希少!手漉き「松戸竹紙(ちくし)―竹100%の紙―」を販売開始

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松戸市・戸定歴史館では、国登録有形文化財「旧齋藤邸」の竹林の竹100%を材料として作られた「竹紙」の販売を開始した。

柔らかな趣がある


販売する竹紙は、主にモウソウチクを利用し、色は生成り。和紙と風合いが異なる竹紙は、竹の繊維が紙の表面に浮き出ており、柔らかな趣がある。



竹紙が作られる古民家「旧齋藤邸」は、明治34年(1901年)に建てられた茅葺屋根の主屋と四季折々に楽しめる庭があり、懐かしい農家の面影を残している。同館は「竹紙を通して、文化財に興味を持っていただけると幸いです」という。

価格

竹紙はA4サイズ1枚300円(税込)、はがきサイズ3枚300円(税込)だ。なお手作りのため、1枚ごとに風合いが異なる。

戸定邸で購入できる他、事前に戸定歴史館へ電話申込みすれば通販も可能だ(現金書留にて対応)。

詳細は松戸市戸定歴史館公式ホームページで確認を。

竹紙ができるまで


初夏、その年の若竹をチップにする。早く腐らせるために石灰水につける。1年以上腐らせた竹を鍋で煮て臼(うす)でつくと竹の繊維が残る。その繊維を細かくし、水に溶かす。竹の繊維と水が溶けた状態を漉く。数日間陰干しして、竹紙が完成する。

「松戸竹紙」を使って、SNSへの投稿ではなく、ポストに投函してみては。

■松戸市 戸定歴史館
住所:千葉県松戸市松戸714番地の1

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