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コロナ禍に誕生し走り続けた1年半を振り返る!『劇団ノーミーツ特別展示』公開

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昨年の緊急事態宣言下に結成し、オンライン演劇を主軸に活動する創作集団「劇団ノーミーツ」が、9月23日(木)~10月3日(日)の期間、日本科学未来館にてこれまでのあゆみを振り返る特別展示を出展する。短編/長編作品、ポスター、パンフレット、台本などこれまでの制作物を一挙公開。

一度も会わずに演劇をつくりあげる

昨年の第一次緊急事態宣言が出た直後に「ただ自宅で自粛するだけでなく、なにかできることはないか」と主宰の広屋佑規さん、小御門優一郎さん、林健太郎さんが3人でにオンラインで集まり、2020年4月9日に結成。一度も会わずに演劇をつくりあげる『劇団ノーミーツ』として、30の短編作品と3回の単独長編公演の興行に挑戦してきた。

総動員数は3万人を突破


そのほか、ピューロランドをはじめとするさまざまな企業やエンタメチームとコラボレーションして公演やプロジェクトを行うほか、全国の学生を対象にした『全国学生オンライン演劇祭』を開催、今年の緊急事態宣言中のゴールデンウイークに、朝まで役者たちとともに観客が夜明けを待った『夜が明ける』など、エンタメを止めないために走り続けて総動員数は3万人を突破。第24回文化庁メディア芸術エンターテインメント部門にて優秀賞を受賞した。

9枚のモニターが登場


今回、受賞を記念して行う特別展示は、同劇団のこれまでのあゆみを一挙に見ることができる展示。これまでの作品のポスターやパンフレット、台本、紙チケットなどで一面を埋め尽くして装飾した。モニターでは今回のために制作した1年半を振り返るダイジェスト映像からスタートし、1枚のモニターを囲うように作品の見どころや裏側をサブモニターで映したダイジェスト版の長編作品4本と、通常の短編作品の画面を再配置して構成した短編作品11本をランダムに楽しむことができる。9枚のモニターが音楽や演劇のシーンに合わせて呼応し合う演出は、これまでオンラインを活用した演出を作り続けてきた同劇団ならではの演出。

第24回文化庁メディア芸術祭受賞作品展『劇団ノーミーツ特別展示』の入場は無料。来場予約は「第24回文化庁メディア芸術祭」スペシャルサイトの「受賞作品展来場予約」よりオンラインで受け付けており、各回入場開始30分前までチケット申し込み可能、定員に達し次第受付終了となる。なお、9月28日(火)は、休館日となる。

一人ひとりが離れた場所にいながらも、前を向いてひとつの作品を作り続けてきた『劇団ノーミーツ』。今回限りの展示を楽しんでみては。

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