抜染(ばっせん)技術を得意とする地方染工場の山陽染工は、自身が運営するブランド「BASSEN WORKS」から「なみだ柄ウォバッシュシャツ」を発売し、10月8日(金)12時~31日(日)の期間にCAMPFIREにてクラウドファンディングを開始する。
段落ち抜染加工で涙の柄のシャツを開発
山陽染工は、得意の「段落ち抜染加工」で涙の柄を描いたウォバッシュシャツを開発。
大正14年の創業当初より「抜染加工」を得意としてきた同社。近年はグラデーションを付けて抜染を行う「段落ち抜染」を独自開発して、大量生産を可能にした。また、この技術を用いたブランド「BASSEN WORKS」を立ち上げ、オリジナリティあふれる商品展開を行っている。
今回その技術を使ってアメカジの抜染定番柄、小さな水玉でストライプを描く「ウォバッシュ」柄にチャレンジ。
単なるウォバッシュではなく、綺麗なグラデーションを付けてこぼれ落ちる涙をイメージした、
2種類の「なみだウォバッシュ」を表現することに成功した。
この生地で今回は2種類の型でシャツを用意。型は、着心地重視の「オーバーサイズシャツ」と、
伝統的なシルエットの「ウエスタンシャツ」だ。
どちらもユニセックスで着用できる。
サスティナブル&地域活性化に貢献
この度の洗い加工では、化学薬品ではなく室戸海洋深層水を使ったオーガニックな洗い加工を採用。サステナブルなものづくりにもチャレンジしている。また、製織、染色、縫製、洗い加工などのものづくりは、すべてデニムの産地である地元福山市内の事業者にて行い、コロナ禍で繊維業の多くが売上減に苦しむ中、少しでも地元繊維業を盛り上げたいとの想いも込めているという。
S・M・L・XLの4サイズで、サイズ選びが不安な人は、同社が運営する地元ものづくりセレクトショップ「FUKUYAMA MONO SHOP」にて試着することも可能。
クラウドファンディングでは、定価24,000円のところ先着で20%offの19,200円、10%offの21,600円に。2点セット25%offの36,000円のコースもあるので、興味のある人はお早めに。
アメカジ×日本の伝統技術「和バッシュ」ともいえる柄シャツを楽しんでみては。
■FUKUYAMA MONO SHOP
住所:広島県福山市元町1-1天満屋福山店5F