ECサイト「うまいもんドットコム」で好評の“名店の味シリーズ”に、東京・築地のそば専門店「つきじ文化人」の打ち立て生そばが登場。10月より販売を開始した。
「つきじ文化人」店主による打ち立てを届ける
今回登場した「つきじ文化人」の店主・松田裕次郎さんは、朝と午後、とちの木をくりぬいた木鉢を使って、そばを打つ。季節や湿度で水分量を調整する職人の技は格別。今回はその打ち立てのそばをつゆと共に即出荷するという。
家庭用の生そばは「外一」の配合
そば粉は毎日、打つ分だけ、丸抜き(抜き実)のそばから店内で挽く。微粉と粗挽き粉をブレンドしたもので、挽きたてのため、香りが違うのが特徴だ。
麺はきれいな細切り。繊細な見た目とは裏腹に、しっかりとそばの風味がある。のど越しもよく、つゆともよく絡む。
お店で提供しているそばは十割が主。だが、今回は家庭用でもゆでやすく、美味しく食べてられるよう、そば粉10に対してつなぎが1という「外一(といち)」に配合を変えたという。
松田さんは今後がますます楽しみな「そば料理人」
“うまいもん筆頭目利き人”の町田 成一さんはこう語る。
「『つきじ文化人』松田裕次郎さんに、手打ちそばの取り寄せに挑戦していただきました。私は、月刊dancyuで30年、さまざまな飲食店の取材をしてきました。その中で『手打ちそば店』ほど、開店後に料理が進化していく業種を知りません。『そば』というシンプルで奥深い料理は、そば料理人が真摯に経験を積めば積むほど、ぐんぐんと美味しくなっていきます。
その意味で、『つきじ文化人』の松田裕次郎さんは、今後がますます楽しみな『そば料理人』です。今回は、福井県産の『大野在来』の手打ちそばと、特製のもり汁(麺つゆ)をお届けいたします。優しい、調和のとれた味わいで魅了してくれるはずです」
店名には、「文化と人が集まる場所。文化とは、そばという食文化、和の文化がここに集まり、その文化を求めて、自然とそこには人が集う、そんな場所をつくりたい」という思いがこめられているという。
「うまいもんドットコム」で、名店「つきじ文化人」の味を楽しんでみては。