長野県の最北西部に位置する豊かな自然に恵まれた小谷村で、11月13日(土)、「塩の道・紅葉ウォーキング~秋の塩の道祭り~」が開催される。例年5月に行われる古道歩きを楽しむイベントだが、今年5月のイベントは新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により中止となっていた。
塩の道とは
塩の道は、新潟県の糸魚川から長野県の松本城下まで約三十里(百二十キロ)を結び、信州側で「糸魚川街道」、越後側で「松本街道」と呼ばれた千国街道のこと。戦国時代、上杉謙信がこの道を経て仇敵武田信玄に塩を送ったという「義塩」の有名な故事により、塩の道といわれている。
紅葉を楽しみながらウォーキング
例年5月に行われ、毎回約3,500人の参加者を集める「塩の道祭り」だが、2020年(第41回)と2021年(第42回)は中止に。そこで、「塩の道祭り」の秋バージョンとして開催されるのが「塩の道 紅葉ウォーキング~秋の塩の道祭り~」だ。
素晴らしい紅葉を楽しみながら、塩の道(千国越えコース)を栂池高原に向けてウォーキング。途中には各種振舞いや「小谷太鼓」による歓迎演奏、そして「小谷民謡保存会」の演出もあり、古えの雰囲気が味わえる。
また、参加者には記念品と小谷村で使用可能な宿泊補助券(前日・当日のみ/1,000円)が用意されている。
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策も含め、詳細については申し込みサイト内で確認を。
■「塩の道・紅葉ウォーキング~秋の塩の道祭り~」開催概要
主 催:塩の道祭り実行委員会/一般社団法人小谷村観光連盟
開催日時:11月13日(土) 受付8:00~14:30終了
募集人数:500人
参加費用:1名1,200円(費用に含むもの:振舞い、参加記念品) ※バスの送迎は無料
申し込み:「スポーツエントリー」サイト内にて「小谷村」で検索の上、11月6日(土)までに当該イベントに予約、支払いを