鹿児島県旅客船協会は、奄美の島々を結ぶフェリーの利用促進のために、10月25日(月)より「鹿児島～奄美群島～沖縄航路」の利用者に、7月に世界自然遺産に登録された「奄美大島・徳之島」のそれぞれの魅力をデザインしたサイダーを一人1本(幼児は対象外) 配布する。

オリジナルサイダー配布の経緯

サイダーの配布は、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が世界自然遺産へ登録されたことを記念して、「奄美大島」、「徳之島」、「沖縄本島」を結ぶ「鹿児島～奄美群島～沖縄航路」のPR及び利用促進を目的に企画した。

世界自然遺産の島「奄美大島・徳之島」にゆかりのある2人のイラストレーターが各島の魅力をデザインしたオリジナルラベルのサイダーを、マリックスライン及びマルエーフェリー、奄美海運が運航するフェリーに、鹿児島新港・鹿児島本港(北ふ頭)・名瀬港・那覇港から乗船し、同協会のSNS公式アカウントをフォローしている人へプレゼントする。

サイダーは、奄美大島編「さとうきび酢サイダー」と徳之島編「シークワーサーサイダー」の2種類(配布予定の本数9,000本：各種4,500本ずつ)を予定している。なおデザインは選べない。また配布は、在庫数がなくなり次第終了。

ラベルイラストのコンセプト

世界自然遺産登録の島「奄美大島」をイメージしたラベルデザイン。

アマミノクロウサギやルリカケスなどの動物や、ソテツやヒカゲヘゴなどの植物などと、島民が楽しく踊っている一体感を表現している。大浜海岸の夕陽に浮かぶフェリーがシルエットとして描かれている。同イラストは、尚味(なおみ)さんの作品だ。

世界自然遺産登録の島「徳之島」をイメージしたラベルデザイン。

ラベル中央にはアカショウビンと闘牛、周囲には海の生物を描いています。中央奥には、ガジュマルの巨木がそびえ、島の代表的な景勝地「犬の門蓋」の眼鏡岩の中には、海に浮かぶフェリーが見えている。同イラストは、竹添星児さんの作品だ。

鹿児島県旅客船協会よりコメント

同協会は「世界自然遺産の奄美大島、徳之島、沖縄への船旅を楽しんでほしい。今回のサイダー配布を通じて、世界遺産の島々を結ぶ奄美航路の魅力を、より多くの方々に知ってもらえる機会としたい。」とコメントしている。

フェリーで行く世界自然遺産の船旅を、「奄美大島・徳之島」のそれぞれの魅力をデザインしたサイダーと一緒に楽しもう。