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五泉市の刺繡メーカーが新たな土産品づくりに挑戦!亀田縞×花の刺繍のハンカチが登場

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新潟県五泉市の刺繍メーカー・田中刺繍は、新商品の「刺繡の亀田縞ハンカチーフ」1,485円(税込)を、五泉市交流拠点複合施設「ラポルテ五泉」とhickory03travelers(ヒッコリースリートラベラーズ)オンラインショップにて10月から販売中だ。

地元の新しいお土産を開発


五泉市は古くから絹織物の産地として知られ、ニットをはじめとした繊維産業が盛んな地域。


田中刺繡は、昭和40年の創業以来、ジャガード刺繍をはじめ、サガラ刺繍・ビーズ刺繍など多岐にわたる刺繍加工を手がけている。最近では高い技術と発想力を活かした自社開発商品の販売も積極的に行っており、2021年10月に複合施設「ラポルテ五泉」がオープンすることになった際、地元のお土産になるような商品開発を企画。


デザインは、新潟市中央区の商店街に店舗と作業場を構え、デザイン・制作・販売を行うhickory03travelersが担当。hickory03travelersは、新潟土産や雑貨などを中心に、障がい者福祉施設で作る商品や、新潟の老舗、伝統工芸品、商店街の店などとのコラボ商品も多数手がけている。

亀田縞に花の刺繍を入れたハンカチ


「刺繡の亀田縞ハンカチーフ」は、五泉市にゆかりのある“花”をモチーフにしたハンカチ。

亀田縞は、湿地だった新潟市亀田地区で、稲作農家が作業するために300年前に生まれた綿織物。大正初期には600以上の業者により生産されていたが、その後一度姿を消し、2002年に2軒の機織工場により復活を果たした。

今回使用しているのは、薄地のタイプ。丈夫ながらやわらかさがあり、亀田縞本来の乾きやすさも兼ね備えたハンカチにぴったりの生地を使っており、カラーはグレーとブルーの2色を用意している。

五泉市にゆかりのある5つの花

モチーフとなった同市にゆかりのある花はこちら。


1つめは<五泉のぼたん>。五泉市東公園内にある「ぼたん百種展示園」では、120品種、約5000株のぼたんが育てられている。


2つめは<五泉のチューリップ>。県内でも有数のチューリップの産地である巣本地区のチューリップ畑には、毎年約150万本もの色とりどりの花が咲き揃う。


3つめは<五泉の水芭蕉>。五泉市の東南、菅名岳のふもとにある「ふれあい自然の里 水芭蕉公園」には約3万株の水芭蕉が生息し、木道を歩きながら花を観賞することができる。


4つめは、令和3年の春に五泉市内で開花した<五泉のムラサキ>。万葉集に登場する歴史ある植物「紫草(ムラサキ)」は、発芽率が低く開花させるのが難しい植物で、近年では温暖化などの影響で数が減り、絶滅危惧種にもなっている。


5つめは<五泉のさくら>。村松公園は、春から秋にかけて様々な花や紅葉を楽しめる自然豊かな公園で、なかでも春に咲き乱れる約3000本の桜は「日本さくら名所100選」にも選ばれている。


商品のパッケージ裏には、五泉市発行の「花めぐり手帳」からの花情報も記載されているので、そちらもチェックしてみて。

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