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成猫に特化した保護猫カフェ、猫実(ねこざね)への移転に向けた大規模クラファン開始

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猫を売らない猫の店「猫の館ME」を運営しているガッテリアは、2022年2月22日に保護猫カフェ部門を千葉県浦安市猫実(ねこざね)へと移転予定だ。

その資金調達のため、11月12日(金)~12月27日(月)までの期間、REDADYFORのプロジェクトとして、初の大規模クラウドファンディングに挑戦する。

成猫に特化した保護猫カフェ


「猫の館ME」は、千葉県初の保護猫の譲渡を目的とした猫カフェ、いわゆる保護猫カフェとして2013年4月22日にオープンした。

その後、2016年12月に「猫を売らない猫の店」としてリニューアルし、生体販売をしない猫専門のペットショップという特性を強め、現在9年目の活動に入っている。

特徴的なのが、特に譲渡につながりにくい成猫に特化した譲渡活動を続けていること。ただ、そうした活動には家賃や医療費・人件費などの膨大なコストがかかる。

保護猫カフェの運営だけではなく、猫以外の猫にまつわるいろいろな物を販売したり、猫専門ペットシッター(キャットシッター)サービスを提供したりしながら、この9年間で215頭の保護猫を譲渡につなげてきたそう。

いざ猫実(ねこざね)へ移転


浦安市には猫実(ねこざね)という地名があり、オーナーは「いつか保護猫カフェを猫実で」と以前から心に決めていたという。このたびついに「猫実の保護猫カフェ」が実現できることになった。


これまでの空間は北側の小さな窓しかなかったのに対し、新しい場所は窓がたくさんある日当たりの良い広い部屋に。保護猫たちが暮らす環境が改善される。

また、入居できる猫の数が増えるほか、現在どの駅からも徒歩25分というアクセスだったところ、駅からぎりぎり徒歩圏内になるとのこと。猫カフェ利用の利便性も上がり、譲渡数の底上げが実現できる見込みだという。

大型クラウドファンディングへの挑戦


今回のチャレンジは、保護活動に普段触れていない一般の人々にも利用してもらえるような空間、これから初めて猫と暮らす人に向け、「猫を飼うと臭い汚い」というような偏見を払拭し、モデルルームとなるような空間づくりを目指している。そのためには最初の設備投資が必要となるため、クラウドファンディングに取り組むことにしたという。

詳細はプロジェクトページ「念願の地“猫実(ねこざね)”で成猫に特化した保護猫カフェ継続へ」を参照のこと。猫や犬の殺処分が社会問題視されるいま、新しく猫が欲しいと思っている人は、このような機関を通じて保護猫を迎えることも視野に入れてみてほしい。

期間:11月12日(金)~12月27日(月)
募集金額および用途
第一ゴール:500万円(内装工事にかかる最低限の費用
第二ゴール:1000万円(床暖房・キャットステップ・照明・譲渡会場用移動壁の設置および看板製作
最終ゴール:1200万円(賃貸契約にかかる敷金への充当
URL:https://readyfor.jp/

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