昭宝製菓から、金沢グルメの代表格「金沢おでん」の看板メニューである香箱ガニの「カニ面」を日本で初めてお煎餅にした『金沢おでん「菊一」監修 カニ面煎餅』が、12月上旬より石川県内で発売される。
金沢で愛されている名物がモチーフに
昭宝製菓は、新型コロナウイルス感染収束後の観光需要回復を見据え、旅の思い出となる地元ならではのお土産商品を作ろうと考案。
金沢で愛されている名物をモチーフに、地元の人々が誇れる商品にしたいという思いから、金沢で最も古い歴史を持つおでん店「菊一」発祥の、香箱ガニを使った名物おでん種「カニ面」を煎餅にするというアイデアが生まれ、共に金沢の観光と飲食を盛り上げていこうという思いで共同開発に至ったのだそう。
菊一発祥の名物「カニ面」
金沢は人口あたりのおでん屋の数が日本一といわれ、近年「金沢おでん」として注目を集めている。金沢では年中おでんを食べる文化があり、舌の肥えた常連客から観光客まで、気軽に楽しめるグルメとして愛されているのだとか。
金沢おでんの看板メニュー「カニ面」は、香箱ガニ(ズワイガニのメス)の甲羅の内側に、カニ一杯分の身、カニみそ、内子、外子を詰めて出汁に漬け込んだもの。
「菊一」の先代がおでん種にしたのが始まりで「カニ面」の発祥の店となり「カニ面」の名付け親でもあるそう。「菊一」の「カニ面」は、石川県の香箱ガニ漁の解禁日11月初旬〜12月末頃の期間限定で販売されている。
ズワイガニのメスを粉末化して風味を凝縮
今回発売の『金沢おでん「菊一」監修 カニ面煎餅』は、日本海で水揚げされたズワイガニのメスを粉末化してカニの風味を凝縮させ、おでん出汁の旨味と合わせた、香ばしくサクサクとした歯ざわり抜群のお煎餅。
パッケージには、現在「菊一」を守る女将と2人の娘に見立てた3本の「金沢和傘」をあしらっており、商品を手に取る人の気持ちを華やかに彩る。
価格は、16枚入/864円(税込)。金沢駅をはじめとした県内主要交通施設(駅・空港・高速道路SAなど)にて販売される予定だ。