近年問題となっている海洋プラスチックごみ問題。地域におけるプラスチックごみ削減に向けた取り組みを推進するため、「大和川・石川クリーンアッププロジェクト」が11月27日(土)に開催される。
ごみ拾いだけではないプロジェクト
同イベントはごみ拾いだけでなく、散乱ごみの組成・量の一斉調査や回収したごみを利用した即興アート制作、ごみ拾いしながらのストレッチや筋トレ(ながら運動)、当日の様子を撮影したドキュメンタリー作品の制作も行われる。
ナビゲーターのアドバイスのもと即興アート作品も制作
当日は「Let’s MIGO in ふじいでら」として、大和川周辺に流れ着いた漂着物や散乱ごみを、参加者自らが収集し、専門家ナビゲーターのアドバイスのもと参加者全員で即興アート作品を制作する。
「MIGO」は、ごみ(GOMI)から生まれた造語。“日頃ごみと思い込んでいるものを見つめ直してみよう”“ごみと出会い直そう”という意味が込められている。
3人のナビゲーターが参加
ナビゲーターとして参加するのは、大阪府立大学准教授の千葉知世さん。千葉さんは友ヶ島を中心に漂着物の回収、調査、研究に従事している。
また、和歌山県環境学習アドバイザーの平井研さんも参加する。平井さんは海洋教育に関する多数の事業に従事しており、子供たちに海のことを伝える「海洋環境教育」で一緒に学んだ子供の数は4,000人を超える。
さらに、アーティストの友井隆之さんも参加。友井さんは舞台芸術などを中心に国内外で活躍しており、空間を活かしたインスタレーションやサイトスペシフィックな作品を得意としている。
当日は軍手と水筒持参で参加を
「大和川・石川クリーンアッププロジェクト」は11月27日(土)9:00〜12:00開催。8:00受付開始。小雨決行で、雨天の場合は11月28日(日)に順延となる。集合場所は大和川河川敷運動広場(藤井寺市船橋町9-1-先)。駐車場はないため注意を。
当日の持ち物は軍手と水筒。マイボトル持参者向けの給茶スポット提供がある。また、イベント終了後には軽食(うどん)の提供もある。マイ容器とマイ箸を持参すると特典があるので、こちらも用意していこう。
同イベントの参加費は無料で、定員は先着100人。現在専用フォームにて参加申し込み受付中なので、気になる人は早めにチェックしよう。
日頃、ごみと思っているものと出会い直す機会として、「大和川・石川クリーンアッププロジェクト」に参加してみては。
大和川・石川クリーンアッププロジェクト 申込フォーム:https://forms.gle/kxBZ3bMahStFXBQM9