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ランの多様な魅力を楽しもう!板橋区立熱帯環境植物館で“らん展2022”開催中

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1月4日(火)~16日(日)の期間、東京都板橋区にある板橋区立熱帯環境植物館にて「らん展2022 ~お家で楽しむテラリウム・パルダリウム~」が開催される。

ラン本来の野趣あふれる姿に注目!



都営三田線「高島平」駅から徒歩7分の「板橋区立熱帯環境植物館(通称:ねったいかん)」は、東南アジアの熱帯雨林を立体的に再現した温室やミニ水族館をもつ。


2020年までは、新年の恒例企画として、ランの美しく華やかな花を観賞できる「らん・ラン・蘭展」を実施してきたが、2022年からテーマとタイトルを刷新。熱帯雨林で木の幹や岩肌に着生する”自然本来の姿”に注目し、逞しいランの魅力を感じられる特別展示「らん展2022 ~お家で楽しむテラリウム・パルダリウム~」を開催する。

自生のランの姿を再現した「パルダリウム」


今回の企画展示の目玉の1つは、ランが雲霧林で自生する様子を再現した「パルダリウム」。パルダリウムとは、ラテン語で湿地・沼地を意味するpaludと、場所を意味するariumからなる造語で、熱帯雨林や雲霧林など、湿潤な環境の生態系を再現したもの。


「ラン」と聞いて多くの人が思い浮かべる”鉢植え”の姿ではない、木や岩の上に根を張り雲霧林の中で逞しく生きるランの姿を観賞できる。

野趣あふれる美しさを演出した「テラリウム」



また、おしゃれなインテリアとしても近年人気の「テラリウム」で、『ジュエルオーキッド』をはじめとするランを鑑賞できる特別展示も。ジュエルオーキッドは、光り輝く美しい葉脈が特徴。日本語訳で”宝石蘭”とも呼ばれ、葉を楽しむランとして愛されている。

ランの魅力を感じる企画コーナーが盛りだくさん


ほかにも、絶滅危惧種の『シマクモキリソウ』の発見と培養についての紹介や、「寅年」にちなみ、トラのような花模様が特徴の『グラマトフィルム・スペキオスム(通称:タイガ―オーキッド)』の開花写真の展示など、ランの魅力を感じる企画コーナーが多数用意されている。



さらに、これまでの展示で人気が高かった「神代洋らん友の会会員が育てた自慢のラン」の展示や、「ランの展示販売」も行われる。



無料のガイドツアー「チョコっとガイド」もおすすめだ。「チョコっとガイド」の日程は1月12日(水)~14日(金)。11:00~11:15に、2F 企画展示室にて行われる。定員は各日先着10名(当日受付)。

新春にふさわしいランの多様な魅力を楽しんでみては。

■「らん展2022 ~お家で楽しむテラリウム・パルダリウム~」
所在地:東京都板橋区高島平8-29-2 板橋区立熱帯環境植物館
開館時間:10:00~18:00 ※入館は17:30まで
休館日:年末年始(12月27日~1月3日)、毎週月曜日 ※祝日・休日の場合は翌平日
入館料:大人:260円(税込)、小・中学生:130円(税込)、65才以上:130円(税込)
※未就学児無料
※土・日曜日、板橋区立小学校の夏休み期間は小・中学生入館無料
WEBサイト:https://www.seibu-la.co.jp/nettaikan/

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