火災保険申請や地震保険申請サポートを行うミエルモは、1月1日(土)に「ドナルド・マクドナルド・ハウス」のせたがやハウスに300万円寄付したことを報告した。
1泊1,000円で泊まれる
「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は、20年前からスタートし、今では全国に11ハウスある1泊1,000円で泊まれる家族のための宿泊施設。主に隣接している病院に難病などで入院する子供とその家族が宿泊できる場所だ。
2020年は、2,400家族、5,100人、19,000泊の利用があった。
もしも子どもが病気になったら
子どもが病気になったとき、家族はなによりもまず、子どもに最善の治療を受けさせよう!と考えるもの。しかし、もしその病院が自宅から遠い場所にあったら家族の負担は精神的にも肉体的にも、そして経済的にも大きなものになってしまう。
そんな時、親は、自分のことなど二の次で、子どもの治療に専念しようと、何日も病院のソファーで寝たり、三食を簡単な弁当で済ませる。その上、遠くの家に残された他の子どもたちのことも心配しなくてはならない。
「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は施設の誕生理由について、このような家族をサポートするために生まれたと発表している。
ボランティアで成り立っている
『せたがやハウス』は、3人以外はボランティアで成り立っている。ボランティアの人は日中ボランティア(3時間単位で可能)とナイトボランティアに分かれており、年齢制限もなく(高校生以下は親と同伴であれば可能)、資格も必要ないそう。
ボランティアの総数は全国で2,000人以上で、ボランティアの人達の協力によってドナルド・マクドナルド・ハウスは運営されている。
売上の一部を社会貢献活動に
ミエルモは火災保険申請サポートサービスを行っており、自然災害によって被害にあった建物を無料で調査し、申請可能な建物であれば申請のサポートをしている。
建物の被害は自分で発見することと、その被害が保険対象なのかの判断が一般的に難しい。そのため同社は、自然災害への対応を社会の課題と捉え、解決のためにこの事業を立ち上げたという。
今自分が健康で、かつ安心して暮らしていることが日常の場合、そうでない状況のことをどうしても他人事で考えてしまいがちだ。同社の役員も怪我で2か月入院することになるまでは同様に考えていたそうだが、そのような経験をしたことで今は健康でいられる生活の素晴らしさが実感できているそう。
今後も同社では、売上の一部を社会貢献活動に充て、一人でも多くの人をサポートできるように取り組んでいくという。