「Dari K」は、主要商品について、脱プラスチックの観点から注目されている再生紙を主原料とした、パルプモールド(ファインモールド)を使用し、環境負荷の少ないパッケージにリニューアルした。
環境負荷低減のためパッケージを変更
今回リニューアルしたのは、トリュフや生チョコレートなどの主要商品。これらの商品は、これまで桐箱に入れていたが、「All-winな社会をつくる」という同社のビジョンを推進していくにあたり、環境負荷の低減を実現していくため、パッケージの変更を決定した。
竹尾の「ファインモールド」を採用
パルプモールドは、古紙を主原料とする植物パルプを水で溶かし、金型で抄き上げたのち、乾燥・プレスさせてできる紙の成形品。これまでは主に緩衝材として使われてきたパルプモールドだが、近年の環境意識の高まりとともに、脱プラスチック素材として世界中で注目を集め始めている。
今回はその中でも、紙の専門商社・竹尾が手掛ける、ファインペーパーや古紙などの多様な原料を使用したパルプモールド「ファインモールド」を採用し、素材の選定や形状デザインを共同で開発した。
素材は“カカオ豆の薄皮”を使用
パッケージの素材は、製造工場で収集された古紙の他、カカオ豆からチョコレートを製造する過程で副産物として生じるカカオハスク(カカオ豆の薄皮)を使用。通常廃棄されるカカオハスクを使用することで、チョコレートのパッケージとして新たな価値を付与するというアップサイクルを実現している。
さらに、同パッケージは接着糊など不使用のため、生分解性が高く“土に還る”のも特徴。そのほか、製造工程で使われる水も循環させながらリサイクルしており、原料だけでなく製造工程においても環境に配慮されたパッケージとなっている。
カカオハスクの混ざり方や再生紙の染まり方が1箱ずつ異なる、個性豊かなパッケージをチョコレートと共に楽しもう。
1月上旬より順次発売中
同パッケージを使用した商品は、百貨店などにて販売の「カカオが香るチョコレート・トリュフ」2,700円(税込)、
三条本店、オンラインショップにて販売の「カカオが香る生チョコレート」2,700円(税込)、
三条本店、オンラインショップ、百貨店などにて販売の「カシューチョコ」1,296円(税込)と、
「ジューシー・オランジェット」2,160円(税込)。いずれも1月上旬より順次発売中だ。
生産者にも環境にも優しい絶品チョコレートを、この機会に手にとってみては。
Dari K ホームページ:https://www.dari-k.com