『0歳から高齢になるまで一生涯のお付き合い』をビジョンに掲げる、障がい者福祉サービス「笑顔グループ」が運営するサポート校「ぎふ中央高等学院」にて、現役高校生が社会進出のため、キッチンカーを活用し運用していく試み『まごころキッチンカープロジェクト』が、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて、1月17日(月)にスタートした。
少子化の中サポート校の入学者数が増加
現在の日本において、少子化が進行中であるにもかかわらず、通信制高校およびサポート校では、1996年頃から入学者数が増加。この頃から、いじめから不登校になった子どもや発達障害、学習障害を抱えている子どもが、通信制高校を利用するようになっていった。
もちろんそれ以前にもいじめや発達障害の問題はあったが、当時はそういった困難を抱えていても無理をして全日制高校に通い、苦しみ続け、その結果、うつ病になったり引きこもりとなってしまう子どもも少なくなかったのだそう。
地域貢献をめざしてキッチンカーを活用
今回スタートした『まごころキッチンカープロジェクト』は、そういった社会的ハンディキャップを背負う若者がメインとなり創り上げていく企画。
地域貢献をめざした実践授業の場としてキッチンカーを活用し、福祉施設、学校、企業などの各種団体、地域のイベントなど様々な場所に出張し、地域の人々などとのコミュニケーションを通じて、自立して生きることができる力を養っていく。
また、サポート校の現役高校生が主力になってキッチンカープロジェクトを遂行している事実の発信、それに伴う地域活性化を目的としている。
キッチンカーで販売するのは、チャーシュー丼だ。
悩みを抱える若者の社会進出の第一歩
リターン一例は、ホームページへの名前掲載、同社で生産しているわらび餅各種、キッチンカーへの企業ロゴ、あるいは名前掲載など。プロジェクト期間は2月28日(月)までとなっている。
悩みを抱える若者の、社会進出の第一歩の手助けになるかもしれない同企画に参加してみては。
クラウドファンディングサイト:https://camp-fire.jp/goodmorning
プロジェクト名:悩みを抱える若者の社会進出の第一歩「まごころキッチンカー」を一緒に作りませんか?