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大正大学が、ポストコロナ時代を見据えた「石垣島オンラインモニターツアー」を実施

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大正大学は、アオサンゴの北半球最大の生息地として美しい海と豊かな資源が存在する石垣島白保集落の人々の暮らしや文化・自然との共生のあり方をオンラインで体験できるツアーを、現地NPO法人「夏花」など地元関係者と共同で開発し、1月30日(日)12時30分~19時00分に実証実験(モニターツアー)を行う。

大正大学が構築・運営・実施を担当

今回の取り組みは、令和3年度 観光庁実証事業「オーリミリ ムラニンズ(来てみて 村の仲間)サブヌ(白保の)村づくり事業-サンゴ村を核とした地域と大学との連携による持続可能な地域づくり人材の育成プログラムの構築-」の一環で、大正大学は分担機関として、オンラインツアーの構築・運営・実施を担当している。

新たなオンライン学習ツアーのプロトタイプを構築

近年、白保集落では環境破壊や自然災害によって、海の生態系に変化が生じている。一方で、海の生態系を守るために、月桃による「グリーンベルト」やしらほサンゴ村での「日曜市」の開催など、環境保全活動と経済活動が両立する先進的な取り組みが行われている。このような全国に先駆けた持続可能なまちづくりが行われている白保集落の活動は、これまでも様々な領域から注目されてきたが、コロナ禍による移動制限が原因で、現在は現地で学ぶことが難しくなっている。

同学ではコロナ禍以前からこの白保集落で現地訪問型の実習(フィールドワーク)を実施していたこと、また、コロナ禍後にはサービスラーニング授業の一環として南三陸のオンラインツアーやオンライン盆踊りなどの先進的なオンライン学習実践の経験を積んでいたことから、今回「夏花」と共同で、白保集落を中心とした石垣島の特産品を楽しみながら体験できる、ポストコロナ時代を見据えた新たなオンライン学習ツアーのプロトタイプ構築を実現した。

オンラインツアーのポイント


同ツアーのポイントは、『360度VR映像を駆使するなど、特産品を楽しみながら学ぶライブ型のオンラインツアーで時間・空間を超えた新しい学び』『白保集落の環境保全活動と経済活動が両立する先進的な取り組みを発信するきっかけづくり』『今後地元の人々が独自にオンラインツアーを行うための、自立支援型・域学連携研究事業』の3つ。

ツアープログラムの内容は以下。

12:30-13:30 青年会と集落散策 白保集落
13:50-15:20 月桃の葉っぱをつかいながら珊瑚を守る月桃の話を聞く(VR)、海・畑の話
15:50-17:20 月桃を使った民具づくりワークショップ
17:45-19:15 オンライン交流会
19:15-19:30 クロージング

ツアー参加者には、事前に、白百合(泡盛)・ハイビスカスシロップ・石垣牛のビーフジャーキー・サータアンダギー・ゴーヤ・パパイヤ・シークワーサー・スパムなどの特産物が送られる。

大正大学:https://www.tais.ac.jp/

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