住宅メーカーのライフデザイン・カバヤは、室内扉がデスクに可変する木製建具『トランスフォームドア』を、アルボレックスと共同でオリジナル開発した。同商品は1月に完成し、注文住宅事業やリフォーム事業での販売が本格的に開始される。
室内扉がデスクに変身!
商品名に付いている『トランスフォーム』とは、『がらりと一変するほどに変える』という意味を持つ。『建具』(扉)と、『家具』(デスク)というフィールドを超えて、機能や形が全く異なるもの同士が可変することが同商品の大きな特徴である。
『トランスフォームドア』は、引き違いの室内扉が二重の構造となっており、室内扉がデスクの収納場所として機能する。つまり、デスクの収納スペースを必要としない設計となっているのだ。
扉は扉の役割を持ったままに、デスクが必要な時に扉から取り外し組み立てるだけでデスクが完成。不要になればまた扉にしまうことができるので、折り畳みデスクを超える省スペース力を発揮する。
また、コロナ禍は家で仕事に集中できるようにと同商品でデスクを設置した場合でも、将来デスクが不要になれば、デスクをばらして室内扉に収納することができる。そのため、収納するスペースを住まいの中で確保する必要もない。
したがって、不要になったデスクはゴミになることがなく、環境に配慮したエコな商品であるのも魅力のひとつとなっている。
組み立て時間は一人で10分程度
トランスフォームドアは、新型コロナウイルス感染拡大により、「新たなニーズを取り入れた住まいづくりを形にしたい」という想いから開発された。
そこから時代やそれぞれのライフスタイル、子どもの成長などあらゆる変化に応じて活用できるよう、新型コロナ終息後も見通した商品を目指しているという。
組み立て時間は一人で10分程度。主に、クローゼットなどの収納室の扉に採用することを推奨しており、デスクはワークスペースとしてはもちろん、趣味や家事のスペース、子どもの勉強デスクなどあらゆるシーンで活用できる。
素材は、パーチクルボード(木材の小片を圧縮した木質板)を使っており、どの住まいにも馴染みやすい。
コロナ禍でもコロナ終息後でも、あらゆる変化に応じて活用できる『トランスフォームドア』をチェックしてみてはいかがだろうか。
ライフデザイン・カバヤ株式会社:https://lifedesign-kabaya.co.jp/