タワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC, NO LIFE.」をはじめ、“音楽が聴こえてくるような躍動感あるポートレート”で人気の写真家・平間至氏。
同氏の展覧会「平間 至 写真展 すべては、音楽のおかげ Thank you for the photographs!」が4月2日(土)~5月8日(日)の期間、美術館「えき」KYOTOにて開催される、また、会期中は無休だ。
同展覧会では「音楽と写真」をテーマに、約200点の作品が展示される。
平間至氏について
平間至氏は、宮城県塩竈市の祖父が開業した写真館に生まれた。クラシック音楽愛好家だった祖父、父の影響で、幼少の頃から音楽に親しんでいた同氏にとって強烈な原体験となったのが、小学生の頃に初めて聴いたオーケストラの生演奏だったという。
同氏は、その衝撃は「後から考えると“ロックに通じるグルーヴ感”だった」と話している。
10代でパンクロックの洗礼を受け、写真家として独自の世界観を創り上げていく背景には、常にジャンルを超えた音楽が通奏低音として流れていた。
「写真と音楽」が紡ぎだす世界を紹介
同展覧会では、平間氏の名を一躍世に知らしめた「MOTOR DRIVE」など1990年代の初期作品を展示。
他にも、山下達郎氏、安室奈美恵氏、忌野清志郎氏、布袋寅泰氏、あいみょん氏、菅田将暉氏など、様々なメディアのために撮影された膨大な作品の中から精選した100組に及ぶアーティスト・ポートレートや、舞踊家・田中泯の「場踊り」シリーズ、東日本大震災後に撮影した内省的な心象風景「光景」シリーズ、2015年に開業した平間写真館TOKYOでの写真など、約200点により「写真と音楽」が紡ぎだす世界が紹介される。
「元々写真は動きもない音もないものだけど、そこから動き出しそうな、聞こえそうな、そんな写真を求めていたんだと思う」と語る、平間至氏の写真展に訪れてみては。
■平間 至 写真展 すべては、音楽のおかげ Thank you for the photographs!
会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
開館時間:10:00~19:30(入館締切:19:00)
入館料:一般900円(700円)、高・大学生700円(500円)、小・中学生500円(300円)。()内は前売料金。「障害者手帳」を提示の本人と同伴者1名は、当日料金より各200円割引。4月1日(金)まで前売券を販売中だ。
販売場所:同館チケット窓口(休館日除く)、京都駅ビルインフォメーション、チケットぴあ、ローソンチケット。
美術館「えき」KYOTO公式サイト:https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/
©Itaru Hirama
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