兵庫県加古川市は、東播磨屈指の桜の名所として知られる日岡山公園にて「ぼんぼりライトアップ」を開催する。
ソメイヨシノを幻想的にライトアップ
3月19日(土)~5月5日(木)の期間、夜になると約300本のぼんぼりが点灯。約1,000本のソメイヨシノが幻想的にライトアップされ、可憐な夜桜を楽しめる。
特に、公園内のメイン通りでは桜のトンネルができるので、柔らかな光に包まれた桜の中で、幻想的な雰囲気を味わえる。
日岡山公園について
日岡山公園は。東播磨屈指の桜の名所として知られている。加古川市最大の総合公園だ。
公園内には、野球場、グラウンド、体育館、プール、テニスコートなどのスポーツ施設や遊具等が充実している。天気の良い日には、展望台から加古川市街や遠く明石海峡大橋を眺めることができ、例年多くの市民で賑わう。
また、桜の時期には約1,000本のソメイヨシノが公園に咲き乱れ、メイン通りには桜のトンネルが現れるので、夜桜の名所として人々に親しまれている。
景行天皇の愛が残した「日岡御陵」
兵庫県加古川市は、黒田官兵衛ゆかりの地でもあり、歴史のまちとしても知られている。そして、ぼんぼりライトアップの開催地、日岡山も歴史深い。
公園に隣接する大きな前方後円墳『日岡御陵』は、ヤマトタケルの母である稲日大郎姫命(いなびのおおいらつめのみこと)の陵墓として、播磨国風土記に記されている。宮内庁指定の陵墓だ。
かつて、景行天皇の熱烈な求婚により結ばれた2人。稲日大郎姫命が亡くなった後、故郷の日岡山に葬ろうと加古川を渡ると、突風により船が転覆。亡骸が見つからず、悲しみにくれた景行天皇が皇后への想いをよせるため、代わりに見つかった櫛を葬ったのが、日岡御陵と言われている。
約1,000本のソメイヨシノが幻想的にライトアップされる、日岡山公園に足を運んでみては。
■ぼんぼりライトアップ
場所:日岡山公園
住所:兵庫県加古川市加古川町大野1682
時間:18:00~21:00
料金:入場無料
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