THE BORDERは、名古屋市の中心部である久屋大通にて、飛騨・東濃地方の食材にこだわった無添加本格パスタの冷凍自動販売機「ワンズウィッシュキッチン」を開設する。
「地方経済活性化の一助になりたい」
都会への一極集中と人口減少によって、今後、都心以外は地域経済の縮小が起こり、さらなる人口減少と高齢化を加速させる可能性があると考えられている。(※)
同社は「地方経済活性化の一助になりたい」と考え、岐阜県中津川市に総菜製造所を開設したという。
また、同社が運営している愛知県名古屋市の飲食店「イタリアン酒場THE MARCHE」では、感染対策を徹底しながらおいしい食事とゆったりとした時間の提供を続けているが、「外食ではなく自宅でおいしいものを食べたい、という需要も叶えたい」と考えたそう。
そこで、通販サイト「ワンズウィッシュキッチン」を1月にオープンした。
コロナ禍にマッチした自動機販売
さらに、通販上の商品をもっと手軽に買えるようにすること、コロナ渦での非接触需要にマッチしつつ地方の良さを名古屋市内に広げていきたいという思いから、久屋大通の冷凍自動販売機で販売することとなったという。
通販サイトでは送料を要するが(税込6,600円以上は送料無料)、自動販売機では送料や情報入力の手間をかけずに手軽に購入できる。
イタリアンシェフ監修本格無添加パスタ
「ワンズウィッシュキッチン」のパスタは「イタリアン酒場THE MARCHE」のシェフが監修・調理しているため、本格的な味わいが特徴。飛騨牛やあじめこしょう・桃太郎トマトなど、飛騨・東濃地方の食材にこだわり、素材が活きるよう追及されている。
パスタ麺も製麺所から取り寄せていることから、自宅でイタリアンレストランにいるかのような本格的なパスタを楽しめるはずだ。
SDGs取り組みとして変形野菜も活用
同社では、SDGs取り組みのひとつとして「形が悪くて市場に出せない」変形野菜が積極的に使われている。
通常捨ててしまう野菜であっても、味や栄養に差異はなく、むしろ甘味や味わい深さが増している食材も多くあるのだそう。
またパスタソースは、中津川市にある総菜製造所でひとつひとつ手作りされている。
加圧過熱殺菌をしたレトルトではなく、作り立てのパスタソースを真空パウチして冷凍しているため、自宅で出来立てのような味を堪能できる。
冷凍生パスタ自動販売機「ワンズウィッシュキッチン」は、久屋大通を通る際の帰宅時や、名古屋市内で食事をした後のお土産のほか、「子どものお昼ご飯がない!」ときや「今日の夕ご飯が思いつかない!」ときにもぴったりだ。
「ワンズウィッシュキッチン」の無添加本格パスタを味わってみては。
■冷凍生パスタ自動販売機「ワンズウィッシュキッチン」
設置場所:愛知県名古屋市東区泉1-13-33「イタリアン酒場THE MARCHE」入口横
※富士通総研「地域・地方の現状と課題」