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ニセコ蒸溜所から学生が育てたラベンダーを使ったジン登場!学生考案のカクテルも販売

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ニセコ蒸溜所では、この春、若者とのコラボレーションで2つの新たな取り組みを行うこととなった。

1つ目は、地元の高校生が育てたラベンダーをメインボタニカルにした新作ジンの発売。もう1つは、札幌市にある専門学校の学生が考案したカクテルの期間限定販売だ。

地元の高校生が育てたラベンダーをジンに使用

3月21日(月)、ニセコ蒸溜所にて、北海道ニセコ高等学校の生徒が育てたラベンダーをメインボタニカルにした新作のジン「ohoro GIN Limited Edition ラベンダー」1,617円(税込)が発売された。


ニセコ町花でもあるラベンダーは、ニセコ高の授業の一環として研究活動をしているラベンダー研究班の生徒たちが育てたもの。2021年6月、刈り取られたばかりのラベンダーをニセコ蒸溜所が買い取った。

その心地よい香りを存分に引き出し活かすために、乾燥させずフレッシュなまますぐに使用し、軽やかで華やかな香りを抽出している。蒸溜当日は、ラベンダーを実際に育てた生徒8名もその様子を見学し、蒸溜されたばかりの原酒の香りを確認した。

同商品は、ラベンダーの香りをそのままに感じられるストレートやロック、炭酸割りなどシンプルな飲み方がおすすめ。生徒自身がこのジンを飲めるようになるのは何年も先のことだが、同社ではこのニセコ高との交流をこれからも続けていく予定だという。

専門学校生が考案したカクテルをバーカウンターで


また、札幌観光ブライダル・製菓専門学校(SKB)の学生が考案したカクテルを、3月22日(火)〜6月22日(水)の期間に、同蒸溜所バーカウンターで期間限定メニューとして提供する。価格は、1杯1,430円(税込)。

SKBでは、ホテル学科の2年生を対象に、2016年から「カクテルコンペティション」を開催。これは、道内産の酒類を題材に道内地域の魅力を発信することを目的としており、2年間学んだ技術力の集大成を大舞台で発表するというものだ。

6回目となった今年は、同蒸溜所の「ohoro GIN(スタンダード)」を題材に“北海道ニセコの魅力を感じる『一杯』を。”というテーマで競われ、同蒸溜所の所長・鈴木氏も審査員として参加した。


優勝は、泉谷美紅さんの「mokor Siwnin(モコロ シウニン)」。アイヌ語で“眠る緑”という意味の名前が付けられたこのカクテルは、冬の間ひそやかに春を待つ森の木々と未来をイメージしており、ジンの凛とした味わいを酸味と爽やかな甘みが引き立て、とても飲みやすい仕上がりとなっている。

ニセコならではの製品づくりを


ニセコの豊かな自然環境の中でニセコならではの製品づくりを目指すニセコ蒸溜所では、これからも地元の人たちとの取り組みを強化し、ニセコでしかつくることのできない高品質なジン・ウイスキーづくりに取り組んでいくという。

■ニセコ蒸溜所
住所:北海道虻田郡ニセコ町ニセコ478-15
営業時間:10:00〜17:00
HP:https://niseko-distillery.com/

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