150年以上に渡って心を豊かにする和菓子を作り続けてきた「厳邑堂」。聖隷福祉事業団 保健事業部の管理栄養士とともに「私菓心(わがし)」を発表。第一弾を3月28日(月)より発売する。
「大切な方に、美味しくそして安心して召し上がっていただける和菓子をつくりたい」との想いから、浜松ウエルネス推進協議会の協力のもと生まれた和菓子の新たな健幸コラボだ。
感謝の気持ちをプレゼントにぴったり
「私菓心」は「わがし」と読み、「私の心をお菓子にして届ける」ことをあらわしているそう。
日本の伝統文化であり、四季や地域にあわせてその表現を細やかに変化させる和菓子は、遠くで離れて暮らしている親や、日頃からお世話になっている大切な人に向けて、感謝やお礼の気持ちを表現するためのプレゼントとして最適だ。
また、躍動感のある中にも贈る人の心の優しさが表現された題字は、浜松在住の書家であり「浜松やらまいか大使」でもある中澤希水氏が揮毫。発売を記念して、3月24日(木)には、松市役所本館5階で「健幸コラボ 『私菓心』 第一弾 完成お披露目会」が開催された。
季節の素材を使った3商品が発売
「私菓心」は、今年度「浜松ウエルネス大賞(市民健幸部門)」を受賞した聖隷福祉事業団 保健事業部の管理栄養士が監修を担当、素材の持つ美味しさはなるべく変えず、優しく糖質を減らすことでどの商品も80キロカロリー前後に設定されている。
食材は浜名湖産の生青のりや浜松産のモリンガなどを使用。食材そのものの鮮やかな色を活かした「私菓心」からは、さわやかに香る春の息吹を楽しめる。
「私菓心」第一弾は、3つある。
1つ目は、浜松産青のりの大福(2種類)。 浜名湖産の新鮮な生の青のりが求肥に使用された、緑が鮮やかな2種類の大福だ。「浜松産青のりの大福 粒あん」は、控えめな甘さの粒あんが青のりの風味をストレートに感じられる一品。
「浜松産青のりの大福 白小豆」は、白小豆を使用した白あんに白味噌が入っており、上品な甘さが引き立つ。
2つ目は、「浜松産モリンガのどら焼き」。白あんの中に話題のスーパーフードであるモリンガが入っており、抹茶に近いほのかな苦味があんこの甘味と相性抜群な一品だ。
3つ目の「マンナンおはぎ(春)」は、こんにゃくマンナンの使用とサイズを抑えることにより、一般的なおはぎ(約180キロカロリー)と比べ、約1/3の64キロカロリーとなっている。
健康的でおいしい「私菓心」で、春の訪れを感じてみては。