岡山県立大学デザイン学部4年生(2022年3月卒業)である松本郁さんは、卒業研究において「そうじゃ小学校ライスカレー」のPRに取り組み、Z世代といわれる若年層の認知拡大のために琺瑯風の看板を制作した。
看板は全部で3種類あり、総社市内での掲出が予定されている。
懐かしくも新しい魅力を感じる商品
「そうじゃ小学校ライスカレー」は、見た目も中身も昭和レトロな商品。当時の小学校に通っていた人たちには、懐かしいノスタルジックな商品だ。
一方、当時を知らない若年層にとっては、懐かしさを感じつつ新しい魅力を感じる商品と言える。
Z世代をターゲットに設定
今回は「そうじゃ小学校ライスカレー」を今まで以上に多くの人に知ってもらうため、Z世代をターゲットに設定し、SNSを活用した拡散施作が設計された。
SNSに投稿したくなるような写真映えする昭和レトロな展開にするため、商品パッケージやロゴを使用したシンプルな琺瑯看板デザインを企画し、琺瑯風の看板が3タイプ製作された。今後、総社市屋外での掲載やPRイベントなどでの活用が予定されている。なお、画像の看板デザインは実物であり、配置はイメージとなる。
「そうじゃ小学校カレー」について
「そうじゃ小学校カレー」は、地域や各小学校の活性化や市のPRを目的として販売されている。各小学校ごとの昔なつかしの味を再現したり、地域から愛されるカレーとなるよう地域の人々と話し合ったりしながら、総社市にある小学校の全17校が完成。
市役所や市内各地のスーパーのほか、地食べオンラインショップからも購入できる。
岡山県総社市について
総社市はリーマンショック以降、8年連続で世帯数と人口が増加しており、過去最高の人口7万人突破を目前にしている。
主要政策として取り組んでいる子育て支援政策「子育て王国そうじゃ」では、まち全体で子どもを見守り、育てていこうとする気運を醸成し、総社の地域性を生かしながら、市民・企業・市が協働して「子育て王国」づくりを目指しているという。
昭和レトロな「そうじゃ小学校ライスカレー」の広告と共に「そうじゃ小学校カレー」もチェックしてみては。
地食べオンラインショップ:https://chitabe.shop-pro.jp/