「江戸餅つき屋」を運営するゼネラルパーソンカンパニーは、出張餅つきサービスの付随商品として、職人直伝の“餅ピザ”【モチッピ】を開発し、4月よりリリースする。クラウドファンディングも4月に開始する予定だ。
つきたて餅を使用したピザ
普通、ピザは小麦粉からできるパン生地のものだが、「江戸餅つき屋」が開発した「モチッピ」ではもち米で製造。つきたて餅を使用しているので、弾力性抜群でもっちもちなピザになっている。
開発の背景
同社は、創業当時から古来から伝わる日本伝統文化の餅つきを使ったイベントを生業にしており、餅つき文化を絶やすことのないよう、地域活動や企業、自治体、各コミュニティでの出張イベントを運営してきた。
しかし、長引くコロナで運営形態も大きく変化。イベントの中止が相次ぎ職人の数が激減する中、職人が知恵を出し、このたびの商品開発に至ったという。
新製品第1弾に続く“餅ピザ”
これまで、新製品第1弾として、職人つきたての柔らかさを再現した【江戸のし餅】を開発し、2020年リリース。累計販売数1000枚を超えている。
続く今回の第2弾“餅ピザ”【モチッピ】は、同社専属のフードコーディネーター・長森玲佳さんと共同開発したもの。
【モチッピ】にはつきたての餅を使用しており、コシのある餅生地で弾力性抜群。加工後に急速冷凍し、その後真空にしているので、通常の冷凍食品同様に長持ちするのもメリット。
フライパンやトースターで焼くだけ
調理方法もフライパンに置くだけという手軽さだ。蓋をして中火約15分加熱すれば調理完了でサクサク感を味わえる。トースターでの調理の場合は約7分加熱すればOK。なお、火加減、室内温度環境によって異なるので、あくまでも目安とのことだ。
種類は今のところ、
「明太しらす」2,750円(税込)、
「炭火照り焼チキン」3,300円(税込)、
「ハーフ&ハーフ 明太しらす+炭火照り焼チキン」2,750円(税込)の3種類。
調理が手軽なので、急な来客やホームパーティなどでも活躍してくれそうだ。