阪神電気鉄道は、今春、小学校に入学する沿線の子どもたちへの入学祝いとして「阪神電車オリジナル下敷き」を贈呈する。この取り組みは、2008年春から毎年行われており、今回が15回目となる。
鉄道のさまざまなマナーを学ぶ
今回のテーマは、『電車にのってみよう!』。成長に伴い利用機会が増加する鉄道のさまざまなマナーについて、良い例、悪い例、そして困っている人などがイラストで描かれている。
子どもたちが主人公だったら、「ホームへあがるとき」「電車にのるとき」にどんなことに気づき、何ができるのかを、友だち、保護者、先生などと話し合うことで、沿線の次世代を担う子どもたちに、マナーについて考える機会を作ってもらいたいという同社の思いが込められたデザインだ。
あえて正解が明示されていないことで、マナーというテーマを通じ、自分自身で物事を考えるきっかけづくりにしてほしいという。
阪神沿線の特徴的なスポットを紹介
一方、裏面の「阪神電車 沿線マップ」では、阪神沿線の特徴的なスポットが紹介され、子どもたちが自分の住む街に興味を持ち、地域について学ぶきっかけになることを目指しているとのこと。
同社では、将来にわたる持続的な成長に向け、「住んでよかった街」「働いてよかった街」「訪れてよかった街」であり続けるため、魅力あふれる沿線の創造に取り組んでおり、この取り組みもその一環だという。
阪神沿線の新小学1年生に配布
「阪神電車オリジナル下敷き」A4サイズ(297mm×210mm)の配布予定数は、2万1,500枚。配布対象となるのは、阪神沿線(大阪市、尼崎市、西宮市、芦屋市、神戸市。一部を除く)の新小学1年生。
また、沿線小学校向けの「出前授業」でも活用する予定だという。
配布枚数に限りがあるので、興味がある人は早めにチェックしよう!