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日本初!中国酒「白酒」を盛り上げる「日本中国白酒協会」を設立

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香り豊かな中国の蒸留酒「白酒(ばいじゅう)」は世界で一番飲まれている蒸留酒だ。庶民的な価格の物から、国宴レベルのものまでの幅広いランクを持ち、日本酒のように各地の名物のお酒もある「白酒」の魅力を日本で広めるため、有志が集まり、「日本中国白酒協会」を設立することになった。

白酒とは


白酒とは、高梁や小麦、豆類、とうもろこしなどの穀類を原料とする中国の蒸留酒の総称だ。


世界では液体状でお酒を発酵させる方法が一般的なのに対し、白酒は固体状で発酵させて作る。


フルーティーな香りが特徴で、上品でまろやかな醤香(ジャンシャン)、さっぱりとした清香(チンシャン)、伝統的な独特の香りを持つ濃香(ノンシャン)の3種類があり、含まれる香り成分は数十種類にのぼると言われている。


アルコール度数は50度前後と高く、アルコールが口の中の油を洗い流し、さっぱりさせてくれるため、中華料理との相性は抜群。

ストレートやロックが伝統だが、炭酸で割る「バイボール」も食中酒としておすすめだ。

中国の宴席で欠かせない伝統的なお酒


中国では、宴席では欠かせない伝統的なお酒。日本では「中国酒=紹興酒」のイメージが強いが、白酒は中国の宴席で欠かせない伝統的なお酒であり、実は中国では紹興酒よりも広く普及している。


近年ではおしゃれなボトルで25度など度数が低いカジュアルな白酒も発売されており、若者を中心に人気を集めている。

ガチ中華にはガチな中国酒を


このように奥深い魅力を持つお酒であるにもかかわらず、日本で白酒は、ほぼ知られていない。いま日本では、様々な中華料理を食べることができ、最近では“ガチ中華”という日本人向けにアレンジされていない、本場の中華料理が流行している。せっかく“ガチ中華”を楽しむなら、お酒も本場の味を選び、宴会文化も含めて中国数千年の歴史と文化を楽しんでほしいという思いから、同団体の設立に至った。

同団体は「“ガチ中華”には“ガチ中国酒を”」を合言葉に、白酒と白酒にまつわる文化の魅力発信に取り組んでいく。白酒を通じて、日本と中国の文化交流の懸け橋となるべく、努力していくそうだ。

活動計画としてWEBサイト、SNSなどを通じた日本国内での情報発信や、お酒のスペシャリスト向けの勉強会の開催、白酒文化を楽しむ消費者向けイベントの開催、大型白酒イベントの開催、白酒の飲み方、宴会文化などの普及啓発活動を行っていくそうなので、白酒と共に、「日本中国白酒協会」の活動にも注目してみては。

「日本中国白酒協会」公式サイト:https://baijiu.jp/

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