東京都の中央区観光協会主催、東銀座エリアマネジメント・東銀座まちづくり推進協議会の後援による「東銀座エリア 風鈴イベント」が8月1日(月)〜21日(日)期間、開催中だ。

疫病を避け魔除けのために飾る風鐸

日本では古来、疫病を避け魔除けを行うために鐘型の青銅の鈴である「風鐸(ふうたく)」を飾る風習があった。

長引くコロナ禍において疫病払いをしつつ、銀座～築地エリアを中心とした周辺地域の協力のもと「東銀座エリア 風鈴イベント」を開催。ウィズコロナ時代の今だからこそ日本の伝統文化を見直し、東銀座の夏に彩りを添えるイベントとして、約500個の風鈴を店舗等の軒下に吊り下げる。

中央区三十七町を描いた千社札を短冊に

短冊部分のデザインには、歴史を感じさせる中央区三十七町の街並みを、それぞれの地域にちなんだ絵が描かれた『千社札』の図柄を採用。銀座松竹スクエア 1階プラザでは、南部風鈴だけでなく江戸風鈴を活用して、同千社札短冊を展示し、一挙に見物できるスペースも登場する。

児童の願い事短冊も登場

また、同イベント実施期間である8月初旬が、旧暦の七夕「伝統的七夕」に該当する事にちなんで、中央区の児童による願い事短冊で街に彩を演出する。区内外の多くの人が楽しみながら観光・回遊できるイベントだ。

開催場所は、晴海通り沿い各路面店舗様の軒先・木挽町通り各店舗様の軒先・銀座松竹スクエア 1階プラザ・銀座松竹スクエア外構・歌舞伎座タワー外構・東劇ビル外構・築地本願寺外構・築地KYビル外構など。

「東銀座エリア 風鈴イベント」で、環境省の「残したい“日本の音風景100選”」にも選出されている南部風鈴の涼しげな音色とともに涼と癒しのひとときを楽しんでみては。

東銀座エリアマネジメント公式サイト：https://www.higashiginza-area.com/

※同事業は「東京観光財団 観光まちづくり支援事業助成金」を活用して実施
※画像はイメージ