UNDERLINEが世界で初めて生み出した「Carbon Sink Sneaker」は、購入代金の一部がカメルーンのカカオ植林への共同出資金となり、CO2吸収へ直接貢献できる。
Season 0に続き、ガラスとメタルでできたスニーカーと、ミントグリーンの麻生地でできたスリッポンスニーカーを新商品に迎え、7月26日(火)よりSeason 1を開始した。
物理的な商品が存在しないスニーカー
「Carbon Sink Sneaker」は、物理的な商品が存在しないデジタルオンリーのスニーカー。購入すると、購入者の写真にスニーカーをフィッティングさせた合成写真が届く。
また、購入代金の一部は、カメルーンのカカオ植林への共同出資金となり、5足分の出資が集まった木から植林されます。10年基準で、1足につき11kgのCO2吸収へ直接貢献できるのもポイントだ。
さらに、出資の証明として、植林した木の写真と位置情報を記載したレポートも届く。同商品はデジタルオンリーなので、CO2の排出量はほぼゼロに近く、同時に植林を通じてCO2吸収に貢献できる。
フィッティング写真によってスニーカーを本当に着用したかのような体験を味わいながら、環境保護へ貢献できる、最高にサステナブルなスニーカーだ。
Season 1では、新たに2種類が登場
「Slip-on Sneaker (Mint Green)」は、Season 0で最も人気だったスリッポンスニーカーがミントグリーン色で登場。
今年の流行色にもなっており、夏を感じさせるデザインだ。サイズはユニセックスのAll Sizeで、価格は1,999円。
「Standard Sneaker (Glass x Metal)」は、王道だからこそ誰にでもフィットし、ガラスとメタル素材で登場。
デジタルだからこそ実現できたスニーカーとなっている。サイズはユニセックスのAll Sizeで、価格は1,999円。
ファッション業界の環境問題にフォーカス
ファッション産業は、2番目に地球環境を破壊している産業だ。現在でも、全体の年間で約8%にあたる21億トンものCO2を排出しているが、衣類の生産量は年々増えている。
このままだと、2050年までに衣類の消費が現在の3倍に増え、環境への負荷も重くなってしまう(※)。
2020年10月、日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言。一方、洋服を着る以上、どうしても一定程度のCO2の排出は避けられない。そのため消費者は、CO2の排出量削減だけでなく、「吸収量増加」にも目を向けるときであると同社は語っている。
サステナブルなファッション体験を提供する「Carbon Sink Sneaker」をチェックしてみては。
公式サイト:https://under-line.store/
※Ellen MacArthur Foundation, A New Textiles Economy, 21