中華料理専門店に従事して25年、田守俊介氏を理長とする中華料理店「中国菜竹林坊」が7月26日(火)にオープン!
同氏の経験や薬膳料理の知識を生かし、オリーブ牛や市場直送の瀬戸内の魚などの地元の素材・本場中国から取り寄せたスパイスで、手頃かつ本格的な中華料理を提供している。
中華料理一筋25年
田守俊介氏は20歳で料理専門学校を卒業後、中華料理専門店「四川飯店 陳健一専門店」で25年にわたり従事。
「スーツァンレストラン陳 高松店」では副料理長の経験を持つ、中華一筋の料理人だ。
また、同氏は、国内外の中華調理に関する資格を保有している。
特に「栄養薬膳師」は中国政府機関「中華中医薬学会(中华中医药学会/China Association of Chinese Medicine)」が認定する国家資格で、日本での試験受付が開始した2010年に、第1期生として取得している。
本場の思想・伝統を地元食材で
そんな同氏を料理長に迎え、オープンしたのが「中国菜竹林坊」。
四川省は中国本土中央の盆地帯に位置し、夏は蒸し暑く、冬は寒い気候。その気候を乗り切るために四川料理は生まれたと言われている。
同店では、そんな四川料理の考えが尊重されつつ、日本人の好みに合わせた料理を提供している。
看板メニューは「麻婆豆腐」
看板メニューの「麻婆豆腐」には、自家製ラー油や山椒を使い、爽やかな辛さに仕上げられている。
本場・四川省の伝統的な「麻婆豆腐」に欠かせない葉ニンニクも使用するなど薬膳料理の考えも取り入れ、発汗を促し血行をよくすることも考えられた一品だ。
「とうふ屋うかわ」の豆腐を使用
豆腐は、高松の豆腐店「とうふ屋うかわ」の木綿豆腐を使用。通常より少し大きめに切って入れ、辛さの先に豆腐の甘みが後口で残るよう工夫が凝らされている。
山椒をふんだんに使った同店の「麻婆豆腐」には、同店で提供する冷えた瓶ビールやハイボールはもちろん、同店手作りの杏仁豆腐を合わせて味わうのもおすすめだ。
昔ながらの「杏仁豆腐」を楽しめる
「杏仁豆腐」は、杏仁霜(きょうにんそう)を寒天で固めた、杏仁豆腐の他には何も具材を入れてない昔ながらのシンプルスタイル。
砂糖水の代わりに、甘く味付けたジャスミン茶を使用。ジャスミン茶は、口の中をさっぱりさせる働きを持つほか、胃腸に働きかけ消化を助ける働きがあると言われている。
中華居酒屋ではなく、“大衆向けでありながら本格的な中華料理”を楽しめる「中国菜竹林坊」へ立ち寄ってみては。
■中国菜竹林坊
住所:香川県高松市内町2-19 竹林寺ビル1階
公式Instagram:https://www.instagram.com/chikurinboo/