近年、注目を集める食用コオロギの養殖事業を手がけ、高品質な食材の調達・加工技術が強みの「フエゴインターナショナル」は、千葉県睦沢町の地域特産品である干しいも「むつぼしいも」の生産時に発生する食品残渣を活用したジェラート「-10℃ Mutsu Boshi Gelato(マイナスジュウドシームツボシジェラート)」の販売を開始した。
千葉県内の道の駅などで順次販売予定
「-10℃ Mutsu Boshi Gelato」は現在、道の駅「むつざわ つどいの郷」「ながら太陽ファーム」で販売中だ。今後、千葉県内の各道の駅などで順次販売していくとともに、ふるさと納税の返礼品として全国に配送予定だ。
-10℃ Mutsu Boshi Gelato
睦沢町等で栽培された甘みの強いさつまいも「紅はるか」は、天然ガスで蒸し上げることで一気に糖度が上がり、しっとりとした上品な味わいの「むつぼしいも」ができあがる。
今回販売を開始した「-10℃ Mutsu Boshi Gelato」は、「むつぼしいも」の生産時に発生する食品残渣をを加工し、「むつぼしいも」の粒まで混ぜ込んだ、非常に手の込んだプレミアムジェラート。
最適な原材料配合比とオーバーラン(空気含有率)を徹底的に追求し、風味豊かで濃厚な味わいを実現した。商品名にもなっている「-10℃」は、ジェラートが最も美味しく感じられる最適な温度だという。
アップサイクル食品事業の第一弾商品
同商品は、食品ロスから新たな食品を創造する、「アップサイクル食品事業」の第一弾商品となる。
このような商品の開発・販売により、これまでに同社が培った食品ロスの調達ネットワークや食品加工技術を最大限活用するとともに、地域生産者における食品ロスの廃棄コストの削減、焼却時に生成されるCO2の削減に貢献することが可能という。
さらに地域に新たな特産品を生み出すことで、地域社会に最適なサイクルを生み出すことに。同社は今後も、今までにない新たなアプローチで地方創生に取り組んでいきたいと考えているという。
濃厚、後味すっきりの干しいもジェラート「-10℃ Mutsu Boshi Gelato」を試してみては。
■-10℃ Mutsu Boshi Gelato販売店
むつざわ つどいの郷:千葉県長生郡睦沢町森2-1
ながら太陽ファーム:千葉県長生郡長柄町山根2010
フエゴインターナショナル公式HP:https://fuego-official.com/
(角谷良平)