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映像や厚沢部町のグルメを楽しめる!道の駅「あっさぶ」に新商業施設オープン

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北海道檜山郡厚沢部町(あっさぶちょう)では、平成7年4月開駅の重点道の駅「あっさぶ」に巨大映像空間と飲食テナントが設置された新商業施設を8月20日(土)にオープンする。

誰もが楽しめるパノラマ映像空間が誕生


新商業施設のメインとなるのが、直径約10mの円形空間で作られる映像空間「道の駅シアター」。空間内には縦2,304cm×横10,944cmのLEDスクリーン2面がパノラマ状に配備され、厚沢部の観光・食・歴史について映像を通して紹介していく。また。来場者が映像と自身を双方向にクロスオーバーできる体験型デジタルアトラクションコンテンツ「インタラクティブ映像」も楽しむことができる。

開業年は、8K映像「厚沢部の四季」、「箱館戦争の歴史(戊辰戦争)モーションコミック映像」や「不思議の森のインタラクティブ空間」、デジタル合成「偉人との記念撮影」が上映される。

飲食店3店を新設

これまでの「道の駅あっさぶ」にもテイクアウト用の飲食は用意されていたが、新商業施設には厚沢部自慢の農産物も原材料に使った飲食テナントコーナーを新設。レストコーナーの新設により来場者は、道の駅内でゆっくりと飲食を楽しむことができるようになる。


開業時には、定食や麺類、ソフトクリームなどを提供する「味処 停車場」、厚沢部オリジナルロティサリーチキンの「ASSAN POWER CHICKEN (アッサンパワーチキン)」、パン・ピザなどの「ASSAN BAKERY(アッサンベーカリー)」が営業を行う。

厚沢部自慢の食材を使ったメニューが登場


メニューの一例はこちら。「厚沢部ごぼう飯」800円は、厚沢部町の特産品の一つでもある山ごぼうをご飯の中に重層的に混ぜ合わせ、卵とひき肉で整えた新商業施設レストコーナー一押しの弁当。テイクアウトも可能。


「ASSAN POWER CHIKEN(アッサンパワーチキン)」1羽2,000円は、鳥の腹に厚沢部産の行者にんにく、メークィーン、ごぼうなどを詰め込み、じっくりグリルで焼きこんだロティサリーチキン。2019年にクラウドファンディングにて試験販売を行い、1カ月で約250万の売上を記録。再販リクエストが多数寄せられていたが、同施設で常設販売される。


「ジャージーソフト」350円は、新千歳空港でも人気の十勝ジャージー牛ソフトクリームとのコラボで製作。厚沢部産のさつまいもと小豆をたっぷり使った、新触感で病みつきになる味わいだ。

気候条件の良い純農山村

厚沢部町は、北海道の南端・渡島半島の日本海側、檜山管内に位置する町。地名の由来はアイヌ語だが、「アッ・サム(楡皮・干す処)」や「ハチャム・ベツ(桜鳥・川)」といった諸説がある。総面積の83%が森林で、農業と林業を基幹産業とする純農山村だ。北海道でも南に位置するために極寒という印象ではなく、暑さも寒さも適度で自然を楽しみながら生活できる気候条件だ。

農業王国である同町では、メークイン、光黒大豆、立茎アスパラガス、芋焼酎・じゃがいも焼酎「喜多里」、蝦夷舞茸、銘菓あっさぶ、入浴剤「森の贈物」などが特産品となっている。

道の駅「あっさぶ」にオープンした新施設で、映像や厚沢部町の特産品を使ったグルメを楽しんでみては。

(山本えり)

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