日本人の漁師の担い手確保・育成を目的に活動をしている「全国漁業就業者確保育成センター(漁師.jp)」は、9月19日(月)12:30〜16:30に、大阪府大阪市のマイドームおおさかにて「漁業就業支援フェア」を開催する。

漁師になりたい人に有益なフェア

若い世代を中心に働き方や暮らし方が変化する中、コロナ禍により地方への移住を考える人が増加している。特に最近では、大学卒業後の就職先として「一般企業への就職活動をしてはみたけれど、しっくりしたところが見つからず、子供のころからの憧れだった漁師になりたい」といって「漁業就業支援フェア」に参加する人もいるという。

“漁師になりたい”といってもどうやったらなれるのかわからないという若者も多く、そういった若者にとっても、また漁業界にとっても、同フェアは重要なイベントとして注目されている。

今年度は7月18日(月)に東京にて開催しており、今回の大阪が2回目となる。

一生モノの職業となり得る漁師の仕事

「漁業就業支援フェア」には、かっこよく働く漁師の姿に憧れ漁師を目指す若者が多く来場する。彼らにとって漁師は海のアスリート。漁業は高齢化が進み、現在の日本の漁師の4割弱が65歳以上だが、逆に考えると65歳以上でも元気に現役で活躍している人がたくさんいる素晴らしい職業だ。

天候に左右される船の上での作業というところでは、定年後に始めるには多くのハードルのある漁業だが、若くして漁業の世界に飛び込み技術を身に付ければ一生モノの仕事。「漁業就業支援フェア」は、おじいちゃんになってもカッコイイと言われる職業である漁師になるチャンスだ。

誰でも参加可能！

同イベントには、岩手県から沖縄県まで多種多様な漁業団体の約60団体が出展する。

参加費や申込は不要で、履歴書も不要。服装自由、入退場自由で、未経験者・就活生・高校生・小学生・家族連れなど誰でも参加できる。漁師に興味のある人は参加してみよう！

漁業就業支援フェア詳細ページ：https://ryoushi.jp/fair/
漁師.jp公式サイト：https://ryoushi.jp/

■マイドームおおさか
住所：大阪府大阪市中央区本町橋2番5号

(山本えり)