「Makuake」で開始わずか1日で目標金額を達成、その実績からテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」でも放送。発売前から多くの話題を集めてきた、箸のパーソナライズサービス「itten(イッテン)」を展開する「ハルノネ」は、8月25日(木)より「itten」の一般販売を開始した。
「箸文化」に一石を投じたい
年間で“44,895回”も口に運ぶと言われる箸。しかし、箸にこだわりを持つ人はそう多くない。
テクノロジーの進化が目まぐるしく進む現代であるにもかかわらず、一番身近で、毎日使われる箸が実はアップデートされていないそうだ。
そんな「箸文化」に一石を投じるため、同社は、一人ひとりの手のサイズをテクノロジーで解析、適切な箸の長さを導き出し、1膳1膳、ユーザーの手に合った箸を職人が寧に作りあげる、「テクノロジー×技術」が融合したパーソナライズ箸「itten」を開発した。
「itten」の特徴について見てみよう。
画像解析技術を駆使したパーソナライズ箸
「itten」は、“画像解析の技術”を使ったサービスだ。スマホのカメラで手を計測すると、ユーザーの手にフィットした最適な「箸の長さ」を導き、職人がそのサイズに合わせて、ミリ単位で一膳一膳作っていくことで、自分専用の「一点物の箸」ができる仕組みだ。
一般的に市販されている箸のサイズは、男性用で「23.0cm」、女性用で「21.0cm」程度。
この長さ、実は「江戸時代の男女の手」の大きさをベースに作られていという。
本来、箸の適切な長さは、親指と人差し指を直角に広げた長さ「一咫」の1.5倍の「一咫半(ひとあたはん)」と言われているそうだ。
当然、手のサイズが異なれば「最適な箸の長さ」も人それぞれ。
そこで「itten」は、手を計測する「itten mat」の上に“利き手”をのせ、スマホで自身の手を撮影。撮影したその場で、一人ひとりの手のサイズをテクノロジーが骨格解析し、“適切な長さ”を提示する。
形状へのこだわり
一般的な箸は「丸」「四角」「六角」の形状が多い中、「itten」は「三角」の形状を採用している。
実は箸を持つ際、箸と手が接する面は「三面」しかない。
箸を持つ上で重要な「細さ」「重さ」「質感」「グリップ感」をこの「三面」に全てを凝縮し、絶妙なバランスへと仕上げている。
木材へのこだわり
「itten」では、箸に適した「黒檀(こくたん)」「パドウク」「チーク」「サペリ」「ホワイトアッシュ」の5つの木材の中から、自分の好みの木材を選ぶことができる。なお、時期によって告知なく木材が変更になる可能性がある。
好みの木材を手に取り、香り、質感、色味、重さ、からお気に入りの木材を1つ選ぼう。
天然の無垢材を採用
「itten」では天然の「無垢材」を採用している。そのため、使うごとに徐々に表情が変わり、手に馴染んでいく点も愛着が湧くポイント。
また箸に使われている無垢材は高級家具などを作る際に断裁されてしまう「端材」を活かしている。
箸として新たな命を吹き込むことで、木材の無駄を無くし、「環境面」に配慮した社会活動を行なっているそうだ。また、「itten」の最新情報は各公式SNSで発信されるという。
箸のパーソナライズサービス「itten」を試してみては。
itten公式サイト:https://itten.shop/?ads_ap=1
(角谷良平)