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「その場所・その時間・その人たち」で育てていく飲食店「Dochaku」西浅草にオープン

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フーテンは、有機野菜の素材の味を生かした料理とナチュラルワインを味わえる新たな旗艦店「Dochaku」を、文化と食が集う東京の下町・西浅草に9月5日(月)にオープンした。

提供すべき美味しさや価値を再考し発信

同社は「ひとに寄り添い、まちに寄り添う。人々の緩やかな溜まり場」をテーマに据え、浅草を拠点に3店舗を手がけてきたが、パンデミックの影響で大打撃を受けてしまった。その中の1店舗である「ほしや」も、客足が遠のき厳しい状況が続いたという。そんな中応援してくれる常連のアイデアと繋がりから、有機野菜の店頭販売を始めた。

実際に農業体験をしたのち店頭でマルシェをはじめ、メニューにも取り入れるようになったところ大好評に。直接訪問したからこそ提供できる“こだわり”や“可能性”をもっと発信していこうと、「Dochaku」のオープンに至った。

有機野菜やナチュラルワインをテーマに

また同店では、ナチュラルワインも同様に、ぶどうの栽培方法から製造工程までこだわり尽くされた生産者の思いを届けていく。

持続可能な未来を目指している農家と同じ様に、同店も土地に根差しこの店から新しいコミュニティやカルチャーを作っていきたいと、有機野菜やナチュラルワインをテーマに選んだという。

古き良き築50年以上の物件を一棟リノベ


同店の建物は、長年自転車屋として街の移り変わりを見てきた歴史を感じる物件。オーナーが一目惚れで即決し、一棟リノベーションが行われた。

店内は3フロアで、1階はスタンディングカウンター、2階はローカウンターとテーブル席、3階はバルコニー付きの1室となっており、それぞれシーンに合わせて使い分けできるような空間に。

高品質・高鮮度な契約農家の有機野菜

料理は、千葉県山武市の有機農家が丹精込めて育てた野菜を扱い、その魅力が多くの人に伝わるように、生のままやせいろ蒸し等、素材の味を生かす調理法で提供。また“特別”ではなく“日常の延長”となるよう、訪問した農家と直接取引をすることでリーズナブルな価格設定となっている。

日ごとによって野菜が違うため、同じメニューでも野菜の組み合わせ・味付けが変わるところも楽しみの一つで、店頭小売販売も実施している。

直接インポーターから買い付けた厳選ワイン

また、その日オススメのワインを気軽にグラスで楽しめるほか、3階のワインセラーから好きなワインを選びそのまま食事と合わせて味わうことも。

ナチュラル製法のものからメジャーなワインまで豊富に取り揃えられ、初心者も上級者も楽しめるほか、購入も可能だ。

年輪をモチーフに使用


同店は、ロゴのモチーフに使用した年輪のように「その場所・その時間・その人たち」でしか作られない店になることを願っている。

浅草に根ざして新しい価値を提供する「Dochaku」に立ち寄ってみては。

■Dochaku
住所:東京都台東区西浅草2-17-11
営業時間:17:00~23:00(L.O.22:30)
定休日:火曜日
Instagram:https://www.instagram.com/dochaku21711/

(よしだゆうこ)

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