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登別温泉をサウナツーリズムの聖地へ!登別グランドホテルに「鬼サウナ」がオープン

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北海道の「登別グランドホテル」は、大浴場内の庭園露天風呂エリアに「⿁サウナ」を新設し、9月10日(土)にオープン。近年注目されている“サウナツーリズム”の旅行先としての集客を目指す。

「地獄谷」を有する温泉のデパート

登別温泉は新千歳空港から1時間、札幌から1時間半の良好なアクセスにある温泉地。観光名所「地獄谷」は、泉源が煮えたぎって視界を遮るほどの白い湯煙が鬼の棲む地獄のように見えたため“鬼”が登別のシンボルとなったといわれている。


登別グランドホテルは、1938年に開業し、昭和天皇や上皇陛下もご宿泊した「登別の迎賓館」と称される老舗ホテル。優雅なローマ風呂や日本庭園を眺めながらの露天風呂で温泉を堪能できる。


食事は北海道ならではの食材を生かし、ディナータイムはライブメニューを取り入れ作り立ての美味しさを提供している。


道産チーズを楽しめるラクレットや同ホテル内の工房で作る自家製バームクーヘンが人気だ。

ととのえ親方監修の「鬼サウナ」

大浴場の露天風呂エリアに新設される「鬼サウナ」は、サウナ施設のプロデュースなどを手掛けるTTNE・ととのえ親方が監修。“温泉とサウナをW主役にする”をコンセプトに、登別のシンボル・鬼を彷彿とさせるアイデアが複数取り込まれており、同サウナを通じて登別温泉固有の体験価値を味わうことができる。


地獄谷の崖のような岩肌で鬼の棲み家のような外観のサウナ室、室内の窓は風景を美しく切り取る。


サウナストーブは、鬼の棍棒を模したフレームに大量のサウナストーンを収容し、110度の高温設定を実現。


室外には重厚感のある羽釜風呂を設置し、天然水風呂・湯風呂が青鬼・赤鬼をイメージした2色の湯船で並ぶ。


汗を流した後は滝の目の前で外気浴。山間の澄んだ空気と力強い水流の音で、心身ともに整うことができる。

サウナのリブランディングを目指すTTNEとタッグ


TTNEは、ととのえ親方こと松尾大氏とサウナ師匠こと秋山大輔氏が主宰するサウナー専門ブランド。“オジさん”イメージが強い日本のサウナに、北欧のように若者を中心に幅広い層に受け入れられるデザインされたサウナ文化を根付かせたいという思いから2017年に発足し日本におけるサウナのリブランディングを目指している。

同ホテルの取締役・栗林広行氏は『この度親方と新設サウナに関し議論し様々なアイデア、楽しみ方をご指導頂き、更なるサウナの魅力、奥深さを実感しています。登別の温泉と鬼サウナが掛け合わさればまさに鬼に金棒。この様な取組みが国内の旅行客に登別、そして登別グランドホテルに足を運んで頂く大きなきっかけとなれば幸いです。』とコメント。

TTNE・ととのえ親方は『地獄谷から湧き上がる湯けむりを見ながら、硫黄の香りをかぎ、閃いたのはやはり「鬼」。サウナ室の前には赤鬼と青鬼を連想させる温冷交代浴ができる地獄の釜風呂。水風呂後の外気浴タイムは四季折々の異なる表情を見せる滝を眺めながら休んで頂きたい。今後新設される予定の深さ180㎝の木桶の樽水風呂も楽しみです。このサウナで鬼も人も癒され、ととのってほしいですね!』とコメントしている。

また、登別温泉街活性化への貢献を目指し、「鬼サウナ」の事業に賛同する個人・法人からの出資を募る「登別グランドホテル 鬼サウナファンド」を設立。セキュリテと楽天証券にてインパクト投資を募集しているので、興味のある人は確認を。

■登別グランドホテル
住所:北海道登別市登別温泉町154番地
公式HP:https://www.nobogura.co.jp

(山本えり)

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