温泉道場が運営する、埼玉県にある日帰り温泉「昭和レトロな温泉銭湯 ⽟川温泉」では、敬老の⽇に合わせて様々なイベントが開催される。詳しく紹介しよう。

長寿への願いや感謝を込めたお風呂が登場

「昭和レトロな温泉銭湯 ⽟川温泉」では、9月19日(月)の敬老の日にちなんで、9月16日(金)～25日(日)の期間、男女浴室にて「長い木ありがとう風呂」を実施している。

​温泉道場は2011年3月創業。埼玉県を中心に「おふろcafe」ブランドをはじめとする温浴施設や、リゾート施設の運営、コンサルティング、地域事業投資再生支援を行う。“おふろから文化を発信する”の企業理念の下、業界での新たな価値創造、地域活性化への貢献、人材の育成を目指して活動している。

「昭和レトロな温泉銭湯 ⽟川温泉」は、地下1700mから湧出するアルカリ性単純温泉(ph10)を誇る本格的な天然温泉。ときがわ町ののどかな里山で、まるで昭和の時代にタイムスリップしたかのような雰囲気のなか、ゆったりとした時間を楽しむことができる。

今回は、「長い木ありがとう風呂」を男女浴室にて実施。「長い木風呂」は、ときがわ産ヒノキ間伐材の長〜い丸太に、長寿を願うメッセージを書いて丸々一本浴槽に浮かべる。“長い木”と“長生き”を掛け合わせて、長寿への願いを込めている。

「ありがとう風呂」は、地域の人たちや店舗スタッフが、おじいちゃん・おばあちゃんへのありがとうの気持ちを記したヒノキの入浴木99個をおふろに浮かべる。⾝も心も温まったあとで「100のありがとう」を完成させるのは、利用者。残り1つのメッセージは、利用者から大切な人へ直接伝えられるようになっている。

玉川温泉を訪れる人には高齢の人も多いという。歩くことや、食べること、カラオケを歌うこと、友達と笑い合うことなど、同施設で見ることができる日常の光景は、健康な身体があってこそだ。

訪れる人たちにいつまでも元気に過ごしてもらいたいという思いが込められたこのイベントに、参加してみよう。

特殊詐欺への注意を呼びかけ

また、玉川温泉の男女露天風呂では、埼玉県警察本部生活安全部と協力して、9月19日(月)～25日(日)の期間、「特殊詐欺被害防止風呂」を開催する。

埼玉県内の特殊詐欺認知件数は583件、被害金額は11億7,598万円(2022年6月末)と、前年同期に比べて、認知件数、被害金額ともに増加している。これをうけ、多くの人に特殊詐欺の現状を知ってもらい、少しでも被害にあう人を減らしたいという思いから同イベントを実施することとなった。

9月19日(月)の敬老の日に合わせて、高齢者の地域コミュニティとしても賑わう同施設で行われる「特殊詐欺被害防止風呂」では、特殊詐欺への注意喚起を呼びかけるメッセージが書かれたハガキサイズのヒノキの入浴木を露天風呂に浮かべる。メッセージを記入するのは、地域の子どもたちや警察官、店舗スタッフだ。

さらに19日(月)の13:00〜13:30には、玄関前に埼玉県警察マスコット「ポッポくん」が来場し、警察官と一緒に特殊詐欺防止を訴えるチラシを配布する。14:00〜14:15には、2階大広間にて警察官による防犯講話が行われ、来店者に直接、特殊詐欺への注意を呼びかける。

長生きを願う気持ちやありがとうの気持ちが伝わるお風呂、そして特殊詐欺への注意を呼び掛ける露天風呂が登場する「昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉」に、家族や知り合いのおじいちゃん・おばあちゃんと一緒に訪れてみては。

■昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉
住所：埼玉県比企郡ときがわ町玉川3700
公式サイト：https://tamagawa-onsen.com/

(yukari)