北海道・十勝で長く継承されている価値と新しく生まれている価値、十勝のこれまでとこれからを、食・文化資源・自然をキーワードに発信するイベント「かちフェス ALL TOKACHI NO KACHI FES IN 芽室」が、10月15日(土)・16日(日)に初開催される。
広大な自然を有するエリア「十勝」の魅力
十勝は、19の市町村からなる広大な自然を有するエリアで、食糧自給率1,300%を誇り、“日本最大の食糧基地”と言われる。十勝川を指すアイヌ語「トカプチ」が地名の由来とされ、古くから受け継がれている特有のカルチャーがあり、自然環境を活かしたアクティビティも生まれている。特に、近年では、ユニークなサウナ施設が続々オープン。新しいサウナの聖地「サ国」としても注目を集めている。
そんな十勝に生きる人々の、脈々と続くカルチャーを大切にしつつも、新しいことにもチャレンジするフロンティアスピリッツから、「かちフェス ALL TOKACHI NO KACHI FES」は生まれた。十勝ならではのさまざまなコンテンツを用意し、十勝でも圧倒的な広さを誇る芽室公園にて開催される。
十勝グルメ、ライブやワークショップを楽しめる
同イベントでは、この時期に旬を迎える十勝を代表する野菜・じゃがいもやカボチャを美味しく提供するのはもちろん、芽室が生産量日本一を誇るスイートコーンを使用した「コーン炒飯」、十勝温泉のモール温泉水で磨き、熟成させた「モールウォッシュチーズ」、国内初輸入・繁殖・生産に成功したハンガリーの国宝豚・幕別町産「十勝マンガリッア豚」など、十勝全域から注目のグルメが勢揃い。
また、アイヌ民族固有の文化の伝承と十勝開拓の歴史を再現した歌と踊りのほか、芽室町郷土芸能「メムオロ太鼓」のパフォーマンスや、十勝出身アーティストの音楽ライブを楽しむことができる。
十勝産の素材を使い、「羊毛クラフトアイテム」「ヒンメリ」「ハーブティー」などを作るワークショップも開催される。
7つのサウナが集結!キャンプ体験も
「MEMURO SAUNA PARK」には、フィンランド産のテントサウナのほか、全長15m8連結サウナテント、サウナカー、ロウリュ、アウフグースなど、7つのサウナが集結。ご当地の珍しいサウナグッズも販売する。料金は1名2,000円、定員は30名。興味のある人は早めに予約を。
さらに、キャンプ初心者でも心地よく過ごせるように、スノーピーク社製の上位モデルのギアをスタッフとともに設営してBBQを堪能できる「オールインクルーシブキャンププラン」1組(大人4名まで)39,800円も、3組限定で登場。持ち込みテントで楽しむ「フリーサイトプラン」大人1,000円/小人500円も、30張限定で用意されている。
また10月9日(日)には、アイヌ文化の継承を目的に、アイヌのウポポ・アイヌ舞踊も取り入れたアーティスト「nincup(ニンチュプ)」による焚き火ライブも、湯宿くったり温泉 レイクイン/屈足湖 キャンプ場にて開催。20名限定で野外サウナ+BBQなどがセットになった特別プランも販売しているので、野外サウナを体験しながら、アイヌ音楽を楽しもう。
イベントや予約などの詳細は、かちフェス公式サイトでチェックしてみて。
かちフェスHP:https://kachifes.com/
■芽室公園
住所:北海道河西郡芽室町本通8丁目
(山本えり)