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クラファン開始5日で75万円を達成し出版へ、絵本『おばけのパッチ』を発売

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NFT作品が人気のクリエイター・いけもとしょう氏は、クラウドファンディングを成功させた。

それにより、10月24日(月)に「挑戦」と「友情」の物語である絵本『おばけのパッチ』1650円(税込)が発売となる。同絵本は、ネット書店などで購入できる。

この時代を生きる全ての大人にも読んで欲しい


同絵本は、いけもとしょう氏が自分の娘へ「挑戦することの大切さ」を伝えるために描いた物語。絵は、ボールペンとスケッチブックのみ使い白黒で描かれている。

同氏は「もちろん子どもにも読んであげたいが、この時代を生きる全ての大人にも読んで欲しい」と胸の内を語っている。

海外への展開も

『おばけのパッチ』は、「世界で100年続く文化となるIP(知的財産)」を目指して描かれたキャラクターと物語だ。

日本国内だけでなく海外への展開も見据えており、日本語に加えインターナショナルスクールが監修した英語の2か国語で綴られている。

キャラクター全30体をNFTにして出品

いけもとしょう氏は、2021年9月に絵本に出てくるおばけのキャラクター全30体をNFT(Non-Fungible Token)にして出品。ボールペンで描かれた温かみのあるタッチや、個性豊かなキャラクターデザインが人気を博し、1ヶ月で完売となった。

また、NFTにした絵本の原画が当時のレート換算で約40万円で購入されるなど、売上は累計で今回のリリース制作時のレート換算で138万円を超える。

クラファン開始5日目で目標金額達成

そして、5月末、「CAMPFIRE」にて絵本出版に向けたクラウドファンディングを実施。NFTやメタバースの活動を通し出会った人からの絶大な応援もあり、目標金額75万円を開始5日目で達成。

最終的な支援者数は89人、総支援額は840,833円となり、今回の出版まで漕ぎ着けた形だ。

メタバースに「おばけの街」を建設する予定

また、いけもとしょう氏は、ブロックチェーン上のメタバース「The Sandbox」の空間制作にも力を入れている。今後、メタバースに壮大な「おばけの街」を建設する予定だという。

ここで、『おばけのパッチ』の物語を一部紹介したい。なお、いけもとしょう氏が運営するクリエイティブスタジオ「STUDIO PATTI」でも同絵本の一部が紹介されているのでチェックしてみて。

物語



おばけの街で暮らす子どものおばけ・パッチは、ニンゲンと仲良くなりたい。

だけど、他のおばけたちにとって「ニンゲンは驚かせて楽しむ」というのが常識だった。周りから変わり者扱いされるパッチ。


そんなある日、パッチは、おばけの街に迷い込んだニンゲンの子ども・マユちゃんと出会った。

続きが気になる人は、「STUDIO PATTI」公式サイトで販売先を確認した上で、『おばけのパッチ』を購入してみては。

「STUDIO PATTI」公式サイト:https://www.studio-patti.com/

(角谷良平)

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