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LINEのチャットで注文可能!石垣島唯一のフードデリバリーサービスが法人化

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沖縄県石垣市に本社を置くS&K Holdingsは、石垣島唯一のフードデリバリーサービスを運営する「島コンシェルジュデリバリー」を設立した。

地方創生の観点からも必要なサービス

UberEatsも出前館も無い石垣島にて、2021年12月に小さなコミュニティ内でスタートした「島コンシェルジュデリバリー」。

人口や商圏が小さな離島石垣島では、首都圏などでは日常に受けることができる一般的なサービスが行き届かず、島外から移住やワーケーションのために訪れる「島ナイチャー」と呼ばれる人々にとっては不便に感じられる点だった。近年、リモートワークが盛んになり、「島ナイチャー」は増える一方だが、観光業が主な産業である石垣島の経済はコロナ禍で大きなダメージを受けていた。地方創生の観点からも、島で唯一となるフードデリバリーサービスは非常に重要。今回、「島コンシェルジュデリバリー」は、ユーザー数拡大により新たに法人化することとなった。

ビーチも含め石垣島全域へデリバリー

石垣島は人口50,000人の沖縄県の小さな離島。島民のほとんどは南部の市街地に住んでいるが、観光名所でもある川平地域や最寄りのコンビニまで45分かかる最北端の平久保地域に住んでいる人も少なくない。同サービスは、そうした遠方地域も含めて石垣島全域へデリバリーを行う。

また、住所がなくても、ビーチなどでランチがしたい、ビールが飲みたい、氷が欲しい、と言った需要にも対応できる。飲食店のほか、商品と店舗を特定できるものであれば何でもデリバリーが可能だ。


使い方は、LINEの専用アカウントにチャットで欲しいものや届け先などを入れるだけと、とても簡単。石垣島の飲食店に詳しいスタッフとやりとりをしながら、今まで知らなかった店を紹介してもらうこともできる。

「島コンシェルジュデリバリー」の今後

小さな島で始まった同サービスは、とにかくコストを抑えてオペレーションを組んでおり、飲食店とのやり取りも都心とは大きく違う。今後はこのノウハウを活用し、他の離島などに展開することも検討しているという。また、現在スマホ版アプリを開発中で、2022年末頃にはリリース予定。事業拡大のための投資や資本提携などの相談も受け付けている。

石垣島唯一のフードデリバリーサービスを利用してみては。

島コンシェルジュデリバリーInstagram:https://www.instagram.com/shima_concierge/

(山本えり)

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