POPLABは、幻の黒イチジク「ビオレソリエス」の国産品(福岡県産)を極上の冷凍フルーツにして全国で発売中だ。
フランス原産の幻の黒イチジク
フランス原産の幻の黒イチジク「ビオレソリエス」。小ぶりでその果皮が黒であるために、黒イチジクと呼ばれている。
まだ国内での生産量が少なく、収穫してから賞味までの期間が短いために流通には不向きな果実。同社は、その黒イチジクを新たな技術で冷凍加工することで、時期を問わず全国流通を可能にした。
フルーツを特殊冷凍加工
東京に本社があるPOPLABは、佐賀県鳥栖市に冷凍加工工場を構え活動している4月創業の会社だ。
その生業の基本は、“フルーツの冷凍加工”。冷凍食品が注目を浴びる昨今だが、加工は産地に近いこと、フルーツに合わせた様々な加工工程、加工後の酸化による褐色化対策など、フルーツの冷凍加工は様々な障害があるという。
そのフルーツの品種に合わせた冷凍加工のすべてが、同社が求める次の時代の“冷凍フルーツ事業”。そんな中、今回新たにリリースされ、注目となる商品が黒イチジクだ。
品種の中でも最高の糖度を誇る・黒イチジク
まず、基本的な生産量・流通量が少ないため、市場での認知は低く、品種の中でも最高の糖度を誇るその濃厚な味は、限られた環境でしか賞味できないことが問題となっている。
“黒のダイヤモンド”と別称を持つその貴重な黒イチジクを生産する福岡県の生産者も、その流通への弱さを嘆いている状況だ。
3D冷凍により冷凍フルーツを実現
しかし、世界的にはイチジクは本来、冷凍保存に強い品種の一つでもあるのは事実。その黒イチジクを“3D冷凍”と様々な冷凍加工技術を用い、“解凍後も風味と食感を残す、新しい冷凍イチジク”として商品化を実現した。
そのほかフルーツも用意
また、「国産ブランド」にこだわり、様々なブランドフルーツを同時にリリース。福岡県産「あまおう」、北海道産「蘭越メロン」、長野産「ナガノパープル」、福岡県産「シャインマスカット」などを取り揃えている。
なお、黒イチジクはオンラインショップ「FREEZIA」のほか、クラウドファンディングでも取り扱われている。
新たな冷凍による“熟成”が、さらなる進化を予想させる冷凍フルーツを、この機会に味わってみては。
オンラインショップ「FREEZIA」:https://freeziafruit.base.shop/
POPLAB公式インスタグラム:https://www.instagram.com/poplab_co/
(丸本チャ子)