龍谷大学は、京都の料理教室「ラ・キャリエールクッキングスクール」とコラボし、「ぶどう山椒」を使った料理講習会を開催!また、高齢者向け総菜レシピの開発を行い、販売を開始する。それぞれの情報を詳しく紹介しよう!
「ぶどう山椒」を使ったコラボ料理講習会を開催
創立90年の大和学園が運営する京都の料理教室「ラ・キャリエールクッキングスクール」は、和歌山県有田川町という「ぶどう山椒」の産地存続プロジェクトを行なっている龍谷大学経営学部藤岡ゼミとコラボレーションし、「龍谷大学経営学部藤岡ゼミ×ラキャリコラボ ぶどう山椒を使ったアレンジメニュー♪」と題した料理講習会を、11月28日(月)に開催する。
■「ラ・キャリエールクッキングスクール」の取り組み
「ラ・キャリエールクッキングスクール」では、農家や農家を応援する企業や団体とコラボレーションし、それぞれの農作物や食材、商品を使った料理講習会を企画し、多くの人にその魅力と使用方法を伝えている。
■「龍谷大学 経営学部 藤岡ゼミ」の取り組み
「龍谷大学 経営学部 藤岡ゼミ」では、和歌山県有田川町と連携して、「ぶどう山椒の発祥地を未来へつなぐプロジェクト」の活動をしており、高齢化に伴う離農や後継者不足により産地存続の危機に瀕している有田川町の「ぶどう山椒」の研究調査、商品開発をしている。
■「ぶどう山椒」
「ぶどう山椒」は、日本一の山椒の産地、和歌山県で栽培されるぶどう山椒で、ブドウの房のように実をつけることが名前の由来。緑のダイヤと呼ばれるほど粒は大きく肉厚で、さわやかな香りが特徴だ。
■「ぶどう山椒」を使ったアレンジメニュー3品
今回のコラボ料理講習会では、和歌山県有田川町のぶどう山椒を使用して、全部で3品作ることができる。
「和風山椒ガパオライス」は、ガパオライスを和風にアレンジしたメニュー。ぶどう山椒で山椒オイルを作って具材を炒めて仕上げ、好みで追い山椒して爽やかに味わうことができる。
「茄子と魚介のぶどう山椒マリネ」は、マリネ液にぶどう山椒を入れた、具沢山のマリネ。
「ぶどう山椒ジンジャーシロップ」は、生姜と一緒にぶどう山椒を入れて煮る手作りジンジャーシロップで、色々な使い方ができる1品だ。1人1瓶持ち帰ることができる。
講師を務める同教室のシェフインストラクター・佐藤智子さんは、京都調理師専門学校・上級調理師科を卒業し、卒業後、学校法人大和学園に入職。在職中、京のおばんざい懐石料理店「百足屋」での研修経験を持つ。和食はもちろん、お菓子・パンも得意分野とする。
定員は先着順で16名、受講料は3,500円(税込)。そのほか申し込みについての詳細は、同教室公式サイトにて確認を。
コラボ料理講習会で、「ぶどう山椒」を使ったメニューを味わってみよう!
特別コラボ料理講習会 詳細ページ:https://www.taiwa.ac.jp/lacarriere/oneday/detail/satou_1128.php
藤岡ゼミのプロジェクト紹介ページ:https://retaction-ryukoku.com/205
フレイル予防のために考案した“高齢者向け惣菜レシピ”
滋賀県大津市は、産学官連携事業のひとつとして、龍谷大学の学生が考案した「フレイル予防のための“高齢者向け惣菜レシピ(6品)”」のうちの1品「かぼちゃのおかずさらだ」が商品化されることを発表した。
■商品の販売期間と販売場所
同商品は、10月27日(木)~12月22日(木)の期間、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、福井県、石川県、富山県内の「アルプラザ」、「平和堂」、「フレンドマート」、「スーパーフレンド」の計140店舗(フレンドマートD小柿店、フレンドマートD武佐店を除く)で販売することになった。
■大津市、龍谷大学、平和堂の協力により商品化を実現
同事業は、高齢者の介護予防、フレイル(虚弱)予防を「食」から支えるため、今年度、龍谷大学農学部に委託し、高齢者向け総菜レシピの開発に取り組んできた。レシピを考案した学生は、龍谷大学農学部4回生の小田垣萌衣さんと、同じく4回生の前田穂乃香さんだ。また、介護予防事業で連携している平和堂の協力により、商品化することができた。
様々な人の想いが詰まった高齢者向け惣菜を、購入してみては。
大津市 公式サイト:https://www.city.otsu.lg.jp/kenko/kourei/51509.html
龍谷大学 公式サイト:https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-11421.html
龍谷大学による「食」に対しての取り組みに、今後も注目してみよう!
(yukari)