寝具の製造などを手がけるやよいディライトは、行き場を失った寝具の引き取りを行い新たな付加価値を付けるリサイクル寝具ブランド「tsumugi」をリリース。第一弾として、祭りの熱気を込めた“さんさ裂織”を使用した寝具「tsumugi 羽毛掛布団」を、10月28日(金)よりMakuakeにて先行発売している。
想いの乗ったモノづくりを発信
やよいディライトがいままで預ってきた寝具には、一枚一枚にストーリーがある。愛しい記憶やそのシーンを彩った大事な寝具を、ユーザーに一番ふさわしい形に作り変え、数えきれない「ありがとう」を受け取ってきた。そこで同社は、“モノを大事に使って欲しい。その想いを大事にしてほしい”と考え、その想いを紬いでいくリサイクル寝具ブランド「tsumugi」をスタート。
行き場を失った寝具に、同社ならではの付加価値を付けて蘇らせ、ただのリサイクル、リメイクではない、想いの乗ったモノづくりを発信していく。
さんさ裂織を使用した羽毛掛布団
今年は約3年ぶりに各地でお祭りが再開されている。同社がある岩手県でも「さんさ踊り」が再開され、多くの人が笑顔になった。
同社は、祭りが人に与えるポジティブなエネルギーを寝具にも付与したいと考え、第一弾で“さんさ裂織”を製造している「幸呼来japan(サッコラジャパン)」と協働し、羽毛布団に新たな価値を込めた。
こだわりの生地やダウンを使用
「tsumugi 羽毛掛布団」¥80,520(税込)の羽毛は、リサイクルダウン100%。ダウンパワーが高く洗浄度の高い羽毛、長く使い続けられるよう施した加工、肌へのやさしさに配慮した生地、全行程国内製造にこだわり、ひとつひとつ丁寧に手作りで製造し、高いクオリティの寝具に仕立て上げた。
伝統と記憶を紬いださんさ裂織生地の装飾もアクセントになっている。
サイズはシングルとダブルの2種、カラーはピンク、イエロー、グリーンの3色。今後は、羽毛素材に限らず、様々な素材の寝具を対象に想いを紬いでいくことを目指しているという。
「Makuake Award 2022」にノミネート
また、同社の岩手県産羽毛を使用したダウンジャケット「IWATEDOWN」が、「Makuake Award 2022」に約3,000件の中からノミネートされた。
「Makuake Award 2022」は、新しい物や体験の応援購入サービス「Makuake」で昨年1年間に公開されたプロジェクトの中から、サポーターの支持や応援購入総額、社会的にインパクトの大きかったプロジェクトを表彰するイベントで、「IWATEDOWN」はノミネートされた25プロジェクトの一つとなった。
想いをカタチにしたモノづくりを行うやよいディライトによる新ブランド「tsumugi」の羽毛掛布団を、Makuakeでチェックしてみて。
Makuake:https://www.makuake.com/
プロジェクト名:岩手県から想いを込めて|ありがとうの想いが紬いだ「tsumugi」という羽毛布団
やよいディライトHP:https://yayoi-living.jp/
(山本えり)